こういった映画は好い。静かに感動できる。


先日神保町の岩波ホールで、久々に好い映画を観た。

静かな映画だった。激しい映画だった。

そしてそこに同志のような夫婦の温かい愛があった。



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自分が潰されたように感じます。
この印象が自分の中に生きることを望むのみ。
生きるかぎり。と、哲学者の鶴見俊輔さんが語っておられたが

まさに徒然人が感じたことはその言葉に凝縮している。

【花はどこへいった】

製作・監督・撮影・編集:坂田雅子
共同製作:ビル・メガロス、山上徹二郎
音楽:難波正司
撮影協力:フィリップ・ジョーンズ=グリフィス

編集協力:ジャン・ユンカーマン


(ご参考まで 作品概説)・・・公開情報から一部抜粋

フォト・ジャーナリストだったグレッグ・デイビスが肝臓がんで亡くなったのは、彼が入院してわずか2週間後のことだった。妻である坂田雅子に喪失感とともに沸き起こったのは、「なぜこんなにも突然に亡くならなければならなかったのか」という疑問。米軍兵士としてベトナム戦争に送られた過去をもつ夫・グレッグの死について、友人から当時浴びた枯葉剤が原因ではないかと示唆された彼女は、夫への追憶と枯葉剤への疑問からベトナムへ行くことを決意する。 10代でベトナム戦争に送られたグレッグは、帰国後、祖国を捨て、日本でフォト・ジャーナリストとして活動を開始する。戦争の加害者であると同時に被害者ともなり、深く傷ついた心と体を癒すようにベトナムを幾度も訪問していた。彼女は、グレッグが所属していた米軍基地があるロンタンを皮切りに、ベトナム各地を訪れる。 彼女がベトナムで目にしたのは、ダイオキシンを含む枯葉剤が、ベトナムの人びとと大地を蝕み続けている現実だった。戦後30年を経て、なお世代を越えて、重い障害をもった子どもたちが生まれていたのだ。