子供のころからの生活習慣なのか、週末の土日も含めていつも朝早く起きてしまう。実に自然なのである。苦労はない、自然と目がすっきりと覚める。
だから、よく友人でも休日「寝だめ」したとか聞くことがあるが、実はその事情が理解できないし、むしろ自分がお昼まで寝ていると不健康に感じてしまう。よっぽどヨーロッパ出張から帰ってきて時差調整で寝る例外的な場合もあろうが、いつもは自然と朝目が覚めてしまう。
口の悪い仲間は「それって年だよ」なんておっしゃるが、子供のことからの習慣だから決して年のせいだけでもなかろう。
もちろん、これって人それぞれで各自の生活習慣の問題だし、自己責任の範囲の話にて、人の生活習慣にまでとやかく言うつもりは毛頭ないが。
先日雑誌を読んでいたら、「早寝早起きは三文の徳」ではなく「早寝早起きは三文以上の徳がある」との論説を伺った。
なるほど、確かに、これは身体の仕組みの話らしい。もともと人間の自律神経は体内時計に制御され、日照とも関係があるらしい。確か高校時代に習ったな。「交感神経」って言葉があったことを思い出した。これは緊張作用のある神経で起きる前の午前5時~午後9時の間にこの交感神経の活動が活発になるらしい。
一方、「交感神経」とは逆にリラックス作用のあるのが「副交感神経」だ。この「副交感神経」は午後9時~午前5時に主に働く神経で、自然と夜は眠るようつくられている。副交感神経系は回復と省エネルギー化に向け、器官へ影響を及ぼすらしい。
医者の話だと、体温も目覚めとともに上昇し午後2時ごろにピークを迎えるらしい。体温上昇時間帯には脳が活性化するので、仕事もはかどるそうだ。人間の体の仕組みってうまくできているものである。感心してしまう。どうりで徒然人も会社で仕事の能率がいいのは早朝である。その日の仕事の半分くらいは早朝かたづけて目処をつけてしまう。そごく効率的でしかも朝行った判断の方が残業したときに行った判断よりも正確な場合が多い。
ここで問題となってきているのは、ゲームやコンビニ等が普及してしまった、社会が24時間化していることである。
子供も含めて、昔より確実に夜型生活にシフトしてきてしまっている。地球温暖化の配慮もして、いっそのことコンビニの営業時間を夕方9時までとし、その分朝は5時からとしたらいい。相当な反対が予想されるが。
公開情報によると、我々日本人の平均起床時刻はいまから約50年前は午前6時2分だったが、40年後の2000年には6時42分になったらしい。1年に1分ずつ寝坊になってきたらしい。夜型生活はエネルギー消費量の低下を招くだけではなく、就寝前の飲食も増えかねず、メタボにも相当悪いらしい。
要は個人の身体にも地球環境にも、いずれも不健康な生活習慣なのである。