昨日、EUは20年までに炭酸ガス排出量の20%削減を率先して達成することを合意した。外交交渉などを通じて他の先進国もこうした大幅削減の政策を導入すれば、EUの削減目標を30%に上方修正するとのこと。



EUが温室効果ガス削減に前向きなのには事情がある。近年のロシアが石油やガスを政治的な武器として使う傾向を強めているため、エネルギー節約を迫られているのである。また米政府が排出削減に消極的と見られていることから、環境分野で主導権をにぎるねらいもある。それではこの意欲的な目標に向かってヨーロッパはどのように削減してゆくのか。温室効果ガス削減の具体策として、欧州委は水力や風力、太陽光発電の推進や、CO2排出が少ない車の利用促進などを挙げている。3月のEU首脳会議で、加盟27カ国の承認を得る考えだ


この意気込みを我が国も学びたいものである。来年は日本がミット議長国。 世界中が日本のノーブレス・オブリージュがどのような形で提示されるのか注目している。いよいよ待ったなしの正念場である。