ちから箱 ブログ

ちから箱 ブログ

株式会社ちから箱スタッフによる、不定期ブログです

先日、(一社)日本建築構造技術者協会中国支部(JSCA中国支部)の公演会・技術発表会と懇親会に参加させて頂きました。

 

私が学生の時にお世話になった先生の一人である清水斉先生が退官し、最終講義されるという事をゼミの先輩から教えてもらったので参加させて頂きました。

 

最終講義は大きく分けて、先生の設計者時代に携わった建物、博士論文内容、教授になってからの実験研究内容、の三本立てで、博士論文の内容は、鉄骨造のコストについて研究されており、私が学生の時にもちらっと話して頂いた記憶がありました。

 

当時学生だった私はどちらかというと「より構造耐力上安全である事を追求する事」に興味があり、「コスト」や「見栄え」にあまり興味がありませんでしたので、「ふーん」といった反応の悪さだったのではないかと思います。(一番好きな言葉は復元力特性でした。)

 

一方で、「普通の構造設計者として」社会に出てみると「構造耐力上の安全性を追求する事」よりも「コスト(特にお金)」の方が重視され、構造設計者以外の方へ説明する際にもわかりやすい指標として扱われているんだなあと感じました。(もちろん、要求性能を満足する事は当然且つ、依頼して下さった方の要望にもよりますが。)

 

また、昨今の材料費や労務費の上昇を考えても、コストは無視できる指標ではありません。(今となっては当たり前ですが。。。)

 

私自身は、学生時代と今とを比べて、そんなに成長していない(むしろ衰えを感じ始めている)と思っていましたが、最終講義を通じて自分の考え方の変化を実感出来た事も含めて、参加させて頂いてとても良かったなあと思いました。

 

教授になってからの実験研究内容(ボルト孔径、レーザー加工など)も私の学生時代と時期が被っていた話の内容で面白かったのですが、写真も無いし、長くなりすぎるので以上です。

 

長い間お疲れ様でした。

 

 

石津