ハマクマノミの親子です。
沖縄ケラマにて貴重な瞬間に出会えました。
ハッチアウト(誕生)間もないハマクマノミを撮ることが出来ました。
始めは子ばかり狙っていましたが、
子の大きさが表現できないので、
同時に親子を狙ってみました。
親の大きさが7~8cm程度ですから、
子の大きさは5mm程度だったでしょうか。
子を守るために、親が子の周りを泳ぎ回るので、
同時に2匹が画面に収まりません。
狙った苦労の結果、
この奇跡的カットが撮れました。
海の水について書きます。
水の綺麗さを示す数値に「透明度」と「透視度」があります。
透明度は、
水面上から見た場合に何メートル下まで見えるかを示しています。
透視度は、
水中で水平に見たとき何メートル先まで見えるのかを表しています。
50m屋外プールの端に潜って周りを見渡してみて見ます。
50m先の壁が見えます。
このプールの水は透視度50m以上という事になります。
最も綺麗と言われる海水で、透視度がほぼ50mです。
綺麗な海で泳ぐのは実に爽快です。
私が若い時ですが、仕事で伊豆七島新島に行く機会がありました。
当時は、竹芝桟橋を夜出発し、
伊豆大島を経て朝新島に着く7時間ほどの船旅でした。
新島は白ママ断層で有名です。
羽伏浦海岸(はぶうらかいがん)に
高さ30mの真っ白な断崖が7km長さで続いています。
断層の下の海岸はサンゴ礁を思わせる白砂の海です。
ここで感激の初体験をしました。
白砂の海岸で泳ぐと
底の白砂に自分の影が映るのです。
泳ぐたびに出来る波にも影が出ます。
水泳選手として、ただプールの底を見つめながら
ひたすら泳いでいた私にとって異次元の体験でした。
長野県の山育ちの私が海を好きになった瞬間でした。