みなさん、クレペリン検査を受けたことがありますか
大手企業、鉄道会社、公務員の採用試験には、必ず実施されます。
採用されても運輸業に従事する、運転士・車掌・司令員・信号担当には、
国土交通省の指示で、3年に1回のクレペリン検査が実施されます
これに落ちると、即運転業務を降ろされることになります
昨日は、このクレペリン検査を受けてきました
結果は、もちろん合格でしたよ
1桁の数字の足し算を、前半15分、5分の休憩、後半15分と
ひたすら繰り返すという単純なものですが、筆圧の高い私は、
前半の15分で、指や手のひら、腕の疲労感はMAXでした
クレペリン検査では主に能力面と性格・行動面の2点をチェックしています。
全体の計算量からは作業効率や作業時のテンポを、そして「作業曲線」や
誤答からは性格や行動面の特徴がわかるそうです
65歳まで勤務するなら、もう一度、クレペリン検査を受けることになります。
クレペリン精神検査でのチェックポイント
・作業量(計算量)が半分以上超えていること
・誤回答が極端に多くないこと(特に前半・後半11行目)
・理想曲線に近づいていること
・後半の最初の行目が前半の最高計算行を超えていること。
・各行の作業量が全く同じでないこと、または数行並んでいないこと
などです。
上記の11行目に着目すると、なぜその行なのか?
人間は、11行目に来た時に一番疲れが出てくるからです。
したがって、採点者はまず11行目の誤回答をチェックします。