2020年2月24日(月祝)「やらかすやからたち集結」水戸90EAST | 浦邉 力のブログ

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さてさて、茨城県水戸で歌ってきました。

311以降に東北と、水戸に歌うたい仲間が増えたんだ。

これもチバ大三のおかげです。

2012年の3月11()東日本大震災から1年、津波の被害があった北茨城の近く〝LIVE GAREGE 常陸 小川屋〟『ROUTE6 transmit』に〝チバ大三〟、〝ハルミ〟、〝ホーミータイツ〟等と東京勢として出演したのがキッカケで、そこで会った小川屋の店長である四畳半プリン、中村、高萩バックストリーツの高田敏光たちと友だちになった。

四畳半プリンと高田敏光は、当時、俺が経産省前テントで主催していた「After311~霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ‼~」通称カスチューにも出てくれた。とにかく、昔ながらの不良で情に厚く、腰の低い良いヤツラなんだよね。そんな連中の仲間である憂児と、昨年末の独唱パンクで出会い、そこに中村が観に来ていて、久しぶりの再会を果たした。そこで、今度、茨城に行く約束をしたら、その直後に、今回のイベントのお誘いがあったわけです。口約束だけにならずに良かった。うれしかったよ。

そこで、当日は新宿にあったニコニコレンタカーで軽自動を借りて、茨城へと向かいました。

車の運転も好きなんだけど、こういう時じゃないとなかなかできないので、それもうれしいんだよね。




水戸の90EASTは水戸駅から、ちょっと離れてるんだけど、民家が少ないとこで、爆音もオッケーということで、ギターウルフも出たことがあるそうな。店内には誰かが描いたイギー・ポップと、ジム・モリソンのでかい肖像画があり、そこら中のポスターなどは、俺が好きなロック系のアーティストのものばかり。ガレージという感じの店で、本当にロックンロールの小屋ですよ。集まってきた出演者同士が、リハの時にお互い聴いていて、少しでも演奏が良くなるように、音の聴こえ方などのアドバイスや感想を言っている。仲良しサークルにならずに、お互いが真剣に良い音楽をする為だ。そういうところって、俺も居心地が良い。

 

今回の1番手は中村で、声と腰の低さ、にじみ出る優しさが、本当に格好いい人だと思う。2012年に対バンした時に♪チンピラと笑われてもよ俺たちは自分を捨てはしねえぜ…過去の行ないでこの星を俺たちはずい分汚しちまった…残り命全てかけてきれいな星に戻さなきゃな…♪という歌があって、茨城にはこういうロッカーがいるのかと思い、感動しました。

 

菊地博之は2012年に対バンした時はドラムとの2ピースバンドで彼がベースを弾きながら、ベースもラインをパラで分けてベースアンプと、ディストーションかけてフェンダーのギターアンプに突っ込んで、ガレージな音を出していて、格好良かった。弾き語りも続けてるそうで、優しい声だよね。やっぱり、2011311日は茨城の北の方も津波の被害も出し、震源が近いから揺れも大変だったそうのだよね。そっからの仲間との絆っていうのがとても大事なんだなと感じた。

 

憂児はSionが好きなそうで、それはとても良く分かる。俺も大好きだよ。打ち上げで話をしたときに、反原発デモが盛り上がった当時、東京のデモにも参加したそうなんだけど、渋谷を歩いた時に、車道を歩くデモ隊と、歩道を歩く街の人たちとの温度差をめちゃくちゃ感じたことを話してくれました。

 

geruは見た目がヒッピー的で、飄々とした雰囲気を持ってる、いそうでいないシンガーソングライターだった。アピア40で共演した、おもの知り合いということで、その話もしました。そう、宇宙人は絶対いると、俺も思ってるよ。

 

対バンは8年ぶりくらいだな、四畳半プリン。俺と出会ってから、その後の色々な体験のことをMCで話してくれて、歌も凄い逞しくなったなと思った。昭和の労働争議の運動の映画を観ているような歌だったな。「日本島」は2012年当時も歌っていて、その頃以上にリアルに響いた。♪かつては国と呼ばれた不燃物…ようこそ日本島へ…♪

 

俺のセットリストは以下です。

水戸にちなんだものということで、みとちゃんを描かせていただきました。


本当に良い連中だし、マスターも良い人だったし、ロックンローラー的には居心地よかったので、また行きたいな。