高知市議選 出馬 | ちかちゃん日記

高知市議選 出馬

皆さん、お元気ですか。


7年前、私は高知中央高校の理事長に就任。その当時466人しかいなかった生徒数が、今春930人を超える人数まで復活。経営的にも当時1億2千万円の赤字が今期1億円の黒字になるまでになりました。  


しかし、学校経営をしていく中で行政や政治にいくつもの疑問を感じるようになりました。こういう政策をすれば街が良くなるのに、こんなにしたら効率的に沢山の市民が幸せになれるのに・・・。  


私は、前阿久根市長や名古屋市長のような形の政治スタイルを取ろうとは思っていません。「市税の10%減税」や「議員、市職員の給与・ボーナスカット」それを市民のために使う。この政策には智恵がありません。物を生み出そうという意欲も感じられません。右から左へ富を移すだけだからです。  


私は市議選に出馬するにあたって皆さんから「なぜ市長選ではないの?」という質問を沢山頂きました。私は「市長」と「議会」という二元制度の持つ意味を考えました。そこで出た結論は新しい政治の形を生み出すためには従来からの代議員制度「議会」を活用することが最も早いことに気付いたのです。  


市長がリーダーシップを発揮し、議会と対立する形はエネルギーが多くいります。また、対立することで市民感情は二分され、互いに傷が残ります。  私が考えた方法、それは議会の会派の連合を変化させ、民意を吸い上げた政策を共同で作り上げ、市長に善なる政治を行って頂くというものです。


もうすでに自民党3名(新風クラブ以外)、民主党・社民党8名、共産党8名、みんなの党1名、そして私を含む無所属3名の皆さんと協力して高知市民のためにやっていこうという声掛けをしています。定数34名の過半数は思いのある人たちで志を一つにして進めることが可能です。


今までは組合、団体、大企業、宗教団体の集票マシーンから政治家が輩出されていたため、高知市という大きな森を見ずに枝ぶり(ミクロ)だけを見るという、全体(マクロ)視点が希薄になるシステムでした。


すでにある消費大不況とこれから来る東日本大震災による経済大不況、この不況レベルは戦後の日本人が経験をした事のないものになります。仕事のできない、しない、生活のために給料をもらっている議員はもう無用です。  私は、友党の皆さんと共に政治、経済の仕組みを変化する時代に対応できるよう変えてゆきます。


高知市の皆さん、日本のモデルとなる高知を一緒に創り上げましょう。  それが高知市民、土州市民としての使命ですから。


近森 正久