抗がん剤の開始が6月中旬、オペが9月末。
オペに向けてアバスチンを抜かなければならないという事で、8月末までの期間で全⑤クール施行。
その間、回数がかさむにつれて副作用は重くなったものと、慣れてきて苦にならなくなったものがあったなと思います。
手の痺れや不快な冷感刺激は増して。
倦怠感や食欲不振の対応には慣れて。
吐き気は我慢できる程度に留まってくれて。
後半出てきた顎の痛みは苦戦して。
(↑何か食べる時の一口目に激痛が走るらしい)
時々ギュッと内臓を雑巾しぼりされるような鋭い痛みは毎回のクール初めにあって。
カペシタビンによる手足症候群を懸念されていたものの、そういった手足の皮膚症状は全く出ず。
ダルイな〜とか、飲みたくないな〜って気分の時には無理せず内服サボって。
(しんどかったら減薬していいと主治医より指示有り)
基本的にはずっと元気でした。
(がん特有の症状は出ていませんという意味で)
お仕事にも変わらず行っていました。
ただ時々、メンタルのバランスが崩れるというか…
しんどい事が続くので嫌気がさすのも無理はないですが、かなり不機嫌でピリピリした空気を放ち、話し掛けても返事をしなかったり…子供達に大きな声で怒鳴ったり…という事がありました。
これまでそういう事がなかった人だった為、子供達はかなり戸惑い顔色を伺って過ごす事もあり。。。
私も夫に怒鳴られたり無視されたり…という事がなかった為、存在自体を無視されているような態度は慣れるまでとても悲しかったです。
それが1年経過した今となっては、私も子供達も
あぁ、また例のやつね…
あ、機嫌悪いループね…
みたいに慣れっ子になってしまい動揺もしなくなっていて、自分でも驚いてしまいます
普段パパっ子の子供達が、ササーッと引いて近付かない様子を見て子供の適応力の高さに感心してしまいました。
3歳になりたての息子でさえ
おとーたん、きちゅいきちゅいね(きついんだね)
と言って距離を取るので、すごいな〜と。
数日したら元の優しいパパに戻るので何ともないみたいですね。。。
私は、子供達を無視されるのだけはムッとしてしまいます。しばらく引きずったりするので、まだまだ修行が足りないです。反省です。
子供達の方がよっぽど状況に対応できています。