(今日も読書感想文でっす。)

スヌスムムリクって、スナフキンの本名なんだ。
へぇ~!


野島伸司さんといえば、なんとなく人間の暗闇の部分を書いている印象があるので、
どんな話なのか、恐る恐る読み始めたけれど、

読み進めて行くうちに、どんどんどんどん話の中に引き込まれてしまった。
読み終わった今でも、もう違う本を読み進めているけれど、
まだこの本の世界から抜けられていない感じ。


自分の心が死ぬのと引き換えに、大切な友人を救えるとしたら?

スナフキンはムーミン谷に来るまでに、一体どんな旅をしてきたんだろう?





川上未映子さんの小説を3冊。
「わたくし率 イン 歯ー、または世界」
「乳と卵」
「ヘヴン」

「わたくし率 イン 歯ー、または世界」
句読点の数の少ない文章。
どこで切って読めばいいのか分からないのが主人公の不思議な世界観を感じ取れたし、
そういえば、主人公ってどんな人物なのか、始めから分かっていなかった。っていうことに、最後に気づく。

前半はゆったりした雰囲気でだらだらと、疑問を感じながら。
後半は十何ページを一気に読んだ。息をするのを忘れていたのではないかと思うくらい。
ものすごく勢いのある文章だった。


「乳と卵」
母と娘、それぞれが抱えてる思い。
それが爆発したとき、お互いの事を分かり合える。

思いをぶつけ合ったことがある家族ってどれだけいるのかな。
なんて、、、思ったりした。


「ヘヴン」
いじめの話。
いじめられてる側の気持ち。
思わず目をつむりたくなる場面もあった。
いじめている側の気持ち。
確かに、と納得してしまいそうになるところもあった。

ドロドロ暗い話ではなくて、すっきり前向きになれる話でもないけれど、
光が見えたし、この小説を読んだ後も、なかなか世界から抜けられなかった。



「女子は、一日にしてならず」黒野伸一

太った女子が痩せてきれいになるまでの、ダイエットストーリー。
かと、思ったら、
ダイエットする!って決めるまでのストーリー。


うわ!それは食べ過ぎだよー。
そりゃ、太るわ。

と思う場面もあるけど、

うん、うん、わかるわかる。

と共感できる場面もある。

読んでいて楽しかった!


吉田修一さんの小説、
「7月24日通り」
「春、バーニーズへ」
エッセイ+短編小説
「あの空の下で」

をさくさくっと読んだ後に、この
「キャンセルされた街の案内」
を読みました。

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他の作品に比べると、なかなか文章が頭に入ってこなくて、
状況を思い浮かべるのに苦戦した1冊だったけれど、
読んでいる途中で、ふと、立ち止まって、
考え込んでしまった2フレーズ。

小説の内容とは意味が違ってしまうし、
極端に考えれば行き着く所までいってしまうけど、
日常生活に置き換えると、どうなるかな、と。




言いたい事を誰からも訊いてもらえない苦しみと、言いたくない事を無理矢理言わされる苦しみとではいったいどちらがつらいのだろうか。(「台風一過」より)


いるべきものがいない時の恐怖と、いるはずのないものがいた時のとでは、一体どちらが不気味だろうか。(「キャンセルされた街の案内」より)





言いたい事、ちゃんと言わせてあげれてるかな?
言いたい事、ちゃんと言えてるかな。
心の中に踏み込み過ぎていないかな。
でも、踏み込んで欲しい所まで、自然に踏み込むことが出来る人になりたいな。

目の前にいる大切な人を、今この瞬間も、
後悔のないように、しっかり見つめて感じることができているかな。


そんなことを考えてしまった1冊でした。
本を読む時間が増えた。
何の本を読んだかな、とか、
今年は何冊本を読むかな、を年始になると手帳に書き込もうとするのだけど、結局3日坊主で終わってしまうのが常。

せっかくなので、ブログに記録。
いいツールを見つけちゃった。

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まずは、山崎マキコさんの
「ためらいもイエス」
この作家さんの作品は始めて読んだ。

すらすら読めて、主人公の年齢もほぼ同じという事で、状況の想像がしやすかった。
言葉使いがちょっと悪いので、うつらないか心配になってしまったけど(笑)、登場人物に愛着が持てる作品でした。



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