過去2年に渡り、不動産価格の上昇が続いてきました(平均して年20%程度)。それは、ローンの利子率が歴史的に下落し、今お金を借りるのが得策、と考えた買い手が殺到したからです。買い手>売り手の構図となり、一つの家に複数のオファーが入るという状況が続き、高騰していきました。

 

 

ただ、過去数週間で利子率が上昇しました(3%前後→5%程度)。アメリカでの平均利子率は6-7%ですので、まだ低い方ですが、過去2年と比べると上昇しましたので、ローンの借り手が減る=買い手が少しずつ減少する、傾向にあります。

 

ただ、不動産価格が下落するとは予想されておらず、上昇率が下がり(平均の年5-7%)、過去2年ほど1件の家にオファーが殺到しなくなる、と予想されています。

 

これは通常の不動産市場に戻りつつある、との予想です。

 

買い手の方にとってはチャンスが増え、売り手の方にとってもまだまだ売却しやすい状況になります。

 

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