全米不動産協会によると、昨年の同時期に比べて、売り物件数は25.7%減少しているものの、売買成立数は23.7%上昇しています。

 

この現象から、1件の売り物件に複数のオファーが入ることが常になっており、全米建設業界によると、40%の買い手が一度は競争に負けているという調査がでています。

 

 

結果的に、売り手にとっては有利な状況です。ただ、売り手の方も、自宅を売却する場合は、次に住む家を購入する必要があり、同時に買い手の立場にも立つことになります(賃貸など他の理由がない場合)。

 

ただ、先にご自宅が売却されたものの、新しい家への入居のタイミングが合わない場合は、買い手(新しいオーナー)から今の家を少しの間借りる、という交渉も可能です。

 

少し前のことになりますが、実際私のお客様で、日本への帰国前には売りたいけれど、できれば帰国直前まで同じ家に住みたいというご家族がおられました。帰国2週間前に最終契約し、2週間同じ家を借りる、という形をとり、無事にご帰国されました。

 

この交渉が成立するかどうかは状況次第ですが、この方法も一つのアイデアです。

 

ご売却・購入に関してのご質問は chikakop0113@gmail.com まで。