当院にもニキビの患者さん沢山いらっしゃいますが


ニキビ治療について簡単に説明しますニコニコ


まず。赤い普通のニキビの他にプツプツ、ザラザラした白ニキビや黒ニキビのような毛穴のつまり(めんぽう やコメドというよ)があるタイプ

→毛穴の詰まりを改善させる塗り薬(ディフェリン、ベピオ、エピデュオなど)+場合によりバイキンの反応おさえる抗生剤の塗り薬指差し


内側からぼこぼこ赤く腫れ上がるようなニキビがよく出るタイプ

→塗り薬いまいちあまりきかず、、抗生剤内服(ミノマイシンやビブラマイシン、ルリッドなど)がよく効く場合が多いちょっと不満


月経周期で悪化するタイプは漢方薬も結構きく方いますひらめき


ちなみにビタミン類はあえて薬で摂取しなくてok,エビデンスないから私も特別な理由なければ処方しません真顔

(色素沈着がある場合はビタミンcとか出すことあるよ)


ニキビ治療は時間がかかります。

そもそも、多くはホルモンの影響が大きいため。長期戦なわけです。


が、

効いていない治療を漫然と続けるのはナンセンス、どころか、のちのち不可逆的な瘢痕(凹凸などのニキビ跡)を肌に残してしまうことになりかねません。


そうなると、大変赤ちゃん泣き

程度にもよりますが、ニキビ跡は簡単には治りませんし、治療には時間とお金がかかります。


なので、保険診療で頑張ってきたけどなかなか治らない方には、自費治療を提案する場合があります。


一つはサリチル酸ピーリング+高濃度ビタミンCローション。

ピーリングで余分な角質を除去しビタミンCで皮脂分泌をおさえる。

サリチル酸はクリニックで行うピーリング。2-4週に1度がオススメ。

VCローションはオリジナルのオススメの濃いやつ。エイジングケアにもオススメですのでホームスキンケアにぜひ取り入れてみて下さいウインク


次に、イソトレチノインという飲み薬の治療を提案することがあります立ち上がる


有効率は90%ともいわれる非常に効果がある確率された治療法です。


イソトレチノインはビタミンAの仲間。日本では健康保険が適応ではなく自費だからちょっとお高め無気力


ちなみにアメリカや諸外国ではニキビ薬として保険で処方されている歴史のある薬ですキメてる


これは飲み薬なんですが、

皮脂を抑え、皮膚のターンオーバーを促すので、ニキビに効く、というわけです。←ざっくりですがw


通常4-6ヶ月のみます。

ながく続けたほうが止めたあとも効果が維持しやすく再発が少ないですびっくりマーク


副作用は乾燥は8割以上の方に生じます。とくに唇。ワセリンで対策します。

まれに肝機能障害。採血でcheckします。

注意事項は内服中は避妊が必要です赤ちゃんぴえん(赤ちゃんに奇形のリスクがあるため)


繰り返すニキビに悩む方は1度ご相談下さいね!