パリ紀行

パリ紀行

大好きなパリでの生活。
日常のいろんな事を綴っていきます。

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パリ紀行


美容師さんから、美容室の壁に飾るフレームアレンジをご注文いただきました。
ブルー&オレンジで色のリクエスト。
この組み合わせは、私も個人的に最も好きな配色ですが、
対象色なのでとても難易度が高いです。
シンプルな素材で、どう表現するか・・・と言う事に重点を置きました。





Hanairoホームページ   http://www3.ocn.ne.jp/~hanairo1/index.html
涙もようやく乾き、搭乗口へ。

そこで、またもや私のパリ行きを邪魔する魔物が。
急いで買った馬鹿デカイかばんが持ち込みできな いサイズらしい。
飛行機は目の前やのに、くっそ~!!

「じゃあ、どうしたらいいんですか?!」
逆切れ。
2.3人 の空港スタッフが来て相談。


あーーー!!!
その手があったかー!!!

私は急いでかばんに入ってた、じい ちゃんのタイヤゴムを出し、スタッフドン引きのなか、かばんを折って、ぐるぐる縛った。
そして、ラガーマンのようなこっけいなポーズで不自然に 縛ったかばんを抱え何とか機内に持ち込み終了。


お母さんてほんまスゴイ。
結局ほとんど寝れずに空港へ向かう。
いいってゆってるのに母見送りに。

母 はとても忙しい人。
自分のことより周りのお世話に追われてる。
そんな母は初めての関空に大はしゃぎ。
「旅行に来た気分」
あ あ、いつかパリに一緒に連れていってあげたいなあ。

私の荷物はとても重く、付いてきて貰って良かった。


ところ が・・・


荷物チェックでまさかの重量オーバー!!
手荷物に3kg移せと。
無理!  手荷物は、はちきれんばかり にぱんぱん。

初めてのことにパニック。

チェックインまであと少し。
私は逆境に打ち勝つ神様を呼んで、空港を走り 回り、奇跡的なスピードで
相当安値の1780円の変な馬鹿デカイかばん購入。
そこにスーツケースの荷物移す。
恥を吹き飛ばし、 スーツケース開封。
わーーーーーー!!
またジップロック膨らむ。
半泣きでなんとか間に合い、へとへと。


チェッ クインご搭乗まで30分ぐらい、余裕ができようやく落ち着いた。
「これ持って行き」
母が渡してくれたのは、死んだじいちゃん(頑固な芸術 家)が作ったゴム。
ちなみにこのゴムはタイヤから作ったらしく、絶対切れない優れものらしい。
「いらんわ、こんなん何に使うんよ!」
「何 かの時役に立つから、持っていきなさい」

しぶしぶ持たされた。

「そろそろ行くわ。」

出発口へ。
こ こでいいって言ってるのにぎりぎりまで見送ると母。

「お母さんのことは何も心配しなくていいから、あんたは自分自身のことだけ考えて行き なさい。お母さんもあんたを見送ったら、一切心配しないから。」

・・・・・・・・・。

「じゃあね。」


私 は泣きそうになるのを隠して愛想なくいきました。
搭乗口は長く人の列ができていて、なかなか進まない。
そこはガラス張りになっていてて、 こっちを見ている母が視界に入る。
やばい、やばい。
我慢してたのに涙が頬をつたる。

私は32年間、ずっと実家で暮らした ので、永く母と離れたことがありませんでした。

いろんな想いがこみ上げ、涙が止まりません。

こっそりハンカチで涙をぬ ぐってチラッとガラス越しに母をみた。


絶句!!!


母は何と変なポーズで私を笑かせてくるのです。
し いていうなら、ラジオ体操第二のガッツポーズみたいなやつで手をピースにしてる。

やめてくれ~

並んでる人達がクスクス 笑ってる。

私も泣き笑い。

おかしすぎて、笑うしかない。
そしてまた泣く。

母は全てわかってい た。


私が小さくなるまで、ずっとピースする。
ずっとずっと人の影にまぎれて見えないはずなのに見てる。


海 外の人とのコミュニケーションになるからと、チェルシーをくれた母。
実は、私は自分で買ったチェルシーをスーツケースに忍ばせていた。
さ すが血のつながり。

私が過去、花屋の仕事中、ハサミで深く指を切り、たくさん出血した日、
母に怪我したことなんか伝えてなかった のに、偶然夕食にレバーが出て驚いたこと。

結婚の約束をし、永く付き合っていた人と別れたとき、母も悲しむかと思って隠してたけど、つい に言ったとき「乾杯や!!」と意表をつくリアクションをし、本当にビールを飲みだした母。




お母さん、ありがと う。




好き勝手、自由奔放な私は、いったいどれだけの心配をかけてきたんだろう。
けどこれが最後の心配に なりまうように。
私は、今回のパリ滞在を絶対に将来につなげる。

強く思いました。