もし、一晩の安眠を約束してくれるなら、パパの命をあげます。

もし、ママの悲しみを無くせるなら私のすべてを捧げます。
もし、私の痛みを取り除いてくれるのならばどんな苦労にも苦痛にも耐えます。
ママへ

一年前の母の日、ママは仕事のトラブルで忙しくて、身体と神経をすり減らしていましたね。夜遅くに帰ってきて、朝早くに出かけて行ったのを覚えています。あのとき私は、ママにお弁当を作りました。
忙しくてお昼を食べていないと聞いたのと、母の日なのに、そんなことに構う余裕なく働くママを心配して。
一年前の私は今よりは少しましでしたね。
仕事は辞めていましたが、次の仕事が決まると信じ、連絡を待っていました。

お給料がないので、だんだんと出かけることが罪悪感となり、家で過ごすことが徐々に増えたのもこのころかもしれません。

今は眠れないのと、働くことや外出への不安で、ママに心配をかけていますね。
ただ、気持ちは少し前向きになってきました。
一年前ほどではないにしろ、目覚めてすぐにあなた相手に泣き出すことはなくなりました。

心配ばかりかけます。

ママは私が一番大事だと言ってくれました。
私はママが一番大事です。

けれど、私が元気になることがママの幸せなら、必ず立ち直ります。

だから、もう少し待っていてください。
あなたが私が娘で良かったと心から思えて、安心出来るような日々を近い将来、プレゼントします。
だから、あと少しだけ、時間をください。
ママがまた泣いた。
泣きたくて泣いてるんじゃない。
私が泣かしたんだ。
ママは疲れ切ってる。
私が原因だ。

ママ、ごめんね。

何度も何度も、死のうと思ったけど、ママのことを考えたらできなかった。
私が死んぬってことは、ママを殺すってことだからだ。

そんなことできない。

苦しくても、ママより先には死ねない。
けれど、このまま生きていても、ママを苦しめる。

なんとかしなくちゃ。

私はどうなってもいい。
だけど、ママは幸せでいなきゃ。

ママが泣くのは辛い。

ママが泣くのを見るたびに、心臓が少しずつ削りとられるような気持ちになる。
ママは、私が一番辛いというけれど、一番辛いのはママだ。