お店の人と、メーカーの営業マンの関係。
私にはオネーサンのような大切な存在。
当時は、家電業界では女性営業が殆どいなく風当たりが強かったぁ。
でも、女性ならではの視点での提案営業と、売れる売場作りなど努力して認めてもらえる様になって仕事が楽しくて仕方がない時代。
しかし、その楽しい事も上司が変わった途端に圧力が!
『女のクセに!』
私の評判が上がれば上がるほど嫌味タラタラ
仕事がやりにくい。
前の上司は、信用して任せてくれたから期待に応えられる様に実績を上げたり出来たけど、、、、、。
『俺様のいう通りに働け!』
あんなにバリバリと働いてた私がだんだん病んできた。
オーバーワークで身体も心もヘロヘロ。
限界を感じてた。
その頃、オネーサンはタイ語を学ぶためにバンコクに住んでいた。
『タイにおいでよ』
の一言が私の背中を押してくれた。
辞表を出し、引継ぎをし、一人暮らしのアパートを引き払い実感に戻った。
退職した翌月にはバンコクへ。
2カ月滞在。
いきなり2カ月!
しかも、仲良くと言っても食事くらいで旅行なんてした事ない。
でも、楽しかった。
私もオネーサンさんも良い距離感。
勉強で忙しいオネーサンの為に食事は私が作る。
サービスアパートだから掃除はメイドさん。
初めて外国で生活する。
すっごく良い経験でした。
仕事を辞めたから生活や将来は厳しくなったけど。
でも、あのまま続けたらきっと壊れたと思う。
オネーサンが声をかけてくれたおかげで素晴らしい経験が出来た。
11月になったら久しぶりに二人で一緒にタイに行く。
すっごく楽しみ。
弟を亡くした私には、オネーサンは大切な存在。
いつか、恩返ししたい。