金曜日、クリニックの診療後にDrとT病院の「臨床精神医学研究会」へ参加させて頂いた。




「双極スペクトラム問題」について、T病院のDrが発表され、総勢15名ほどのDrや心理士の方々が真剣に耳を傾け、質問をされていた。




その間の私はというと、話の流れを見失ったり、時々言葉の意味がわからなかったり、放棄してフリーズしそうになる脳をそうはさせまいと必死の攻防。




例えていうなら、ものすごい早さで進む授業に理解が追いつかず、必死にノートをとる中、「あっ!そこ大事なところ」を写す前に無情にも黒板が消されてしまった、というような状態・・・だろうか。




帰り道では、自分の駄目さ加減に落ち込むことひとしきり・・・




と、長らく落ち込んでいても仕方ないので、その後資料を読み返してやり直し。




わからないことをそのままにしなければ、それが自分の力になることを経験から知っている。




「ここは頑張るところ。やれることを自分なりにするところ。それがこの先の自分にしてあげられること」




回復され、後押しが必要な患者さんに時々かける言葉を今日は自分に。