大量化学療法。


あの名前からして超物騒なやつ。


次に入院したら、遂にやらないといけない。



一時退院期間は嬉しいが、

外来に通うたびに「血球が足りないから治療はまだできないですね」と言われ、血小板の輸血も度々あった。



退院期間が2週間を超えてからは


「まだ次の治療は始まらないの」

「もう早く入院して終わらせたい」みたいな気持ちになってきた。



退院して2週間後の

MIBGシンチとCTの検査の予約が入っていた日。



流石にここは入院だよね!と思っていたが、まだ治療ができないから通院検査となった。



MIBGシンチは前日にMIBGを放射線科に注射しに行かないといけないのだ。


つまり2日連続で外来。(通院がつらい)


しかも検査当日は鎮静もあるからなかなか帰れない。


もう入院させてくれ〜泣き笑い

と思いながら外来で検査を受けた。



娘と息子にも、次にある治療が今までと違うことを事前にじわじわ伝えるようにした。



「次の入院はちょっと長いの」

「しばらく面会ができないから、ママと息子も少しの間会えないんだ」

「次の入院は個室に入って、プレイルームに行ったりお散歩できないから、楽しいものたくさん持って行こうね」



そうすることで、私自身が心の準備をしていた気がする。