転院前のB大学病院では、
◾️寛解までの治療
抗がん剤5クール
大量化学療法+自家造血幹細胞移植
手術
放射線
◾️後療法
抗GD2免疫療法
分化誘導療法
みたいな説明を受けていた。
だけど転院してからは、この後療法については全く触れられることがなく、引っかかっていた。
はじめは、
「放射線まででいいのかな?それだったら思ってたより早く終わるな〜」と前向きに受け取っていた。
というか、あまりちゃんと考えていなかった。
だけど、治療にも慣れてくると気になってきた。
「ん?ほんとにナシなの?大丈夫?あとから話がある?」
しかもこれらの療法をちゃんと調べると(遅い)
娘にも必要な治療と思えてきた。
神経芽腫の高リスク群はかなり再発する。(6割くらい)
そして再発時の予後はあまりよくない…
なぜ再発するか。
それは寛解と思っていても細胞レベルでがんが残ってしまっているから。
1つでも残っていると増殖して転移するらしい。
どこの魔人ブウよ…(ドラゴンボール)
2つの治療はこれを予防するためのものらしい。
画像検査とかでは見えないけど、細胞レベルでいるっぽいヤツを完全に駆逐するためにやる。
以下、ざっくりの私なりの解釈。
抗GD2免疫療法について
人工的に作った、腫瘍の表面にガチっとハマる抗体らしい。
これががん細胞にガチっとくっついて増殖できないようにする。
あと免疫を呼び寄せてえいえい!とやっつける。
6ヶ月間の治療。
2週間入院+2週間退院が6クール
分化誘導療法について
これは治験もあるけど(まだ入れるのか不明)自費診療だ。
イソトレチノインを個人輸入して服薬する。
悪いガン細胞をいいものに変えるらしい(ふわっふわ)
服薬期間は6ヶ月が基準。
飲み続ける人もいる。
いまは目の前の治療が優先だよね…
とは思いつつ、
大量化学療法の説明の場で質問してみることに決めた。