娘は転院後3ヶ月でようやく、入院している他のお友達と積極的に遊ぶようになった。


1番よく遊んだのが、ななちゃん(仮名)だ。


娘は初めの頃は恥ずかしがって私に隠れ、直接話さないことが多かったが、ようやく子ども同士で会話をするようになった。


そこからしばらくして、娘が「ななちゃん、これだよ」と名前を呼ぶようになった。



4ヶ月目になると

「ななちゃんと遊ぶ!ななちゃん呼びに行く!」と

自分で外に出ていき、「ななちゃーん!」と大きな声で呼んだり、娘が大部屋の入り口から呼ばれたときも「はーい!あそぼー!」と大きな声で返すようになった。(同室の人に迷惑です)



娘が病院を楽しんでいたのは間違いなく、ななちゃんの力が大きい。




そんないつも遊んでくれたななちゃん。


ななちゃんはあと1ヶ月弱で治療を終えるらしい。


娘は次の入院ではそのまま個室に入る予定だ。



もしかしたら入れ違いで、もうななちゃんには会えないかもしれない。



治療がもうすぐ終わること、本当に嬉しいことだと思う。


ここまでよくがんばったね、あと少しだね、幼稚園に戻れるのが楽しみだね。



なんだけど。



さ、さびしい…(私が)





(ここからダラダラ続きます)


よく同じ大部屋になって、ななちゃんの元気な声に私も元気をもらっていたよ…

ママも優しくて面白くて、一緒に子どもたちを遊ばせるのが楽しかった。


ななちゃんの治療が少しうまくいってなかったときは本当につらそうだった。

夜遅くにカーテンの隣で鼻を啜る声が聞こえてきて、胸が詰まる思いだった。

新しい治療がうまくいって本当によかったね。


娘とななちゃんは気が合うようだった。

2人ともマイワールドがある感じで、どこでも楽しそうにしている。おもしろいことが大好き。


娘はななちゃんの遊びを見るだけで楽しそうだった。

ななちゃんにとって、娘は年下だけどよくかまってくれていた。(感謝…!)

娘もななちゃんについていくのが楽しいみたいだった。



ななちゃん、本当にありがとう…


最後の仕上げの治療(聞いてもよくわからなかったけど)、うまくいくことを心から願っています。