2週目に引き続き毎日個室で過ごした。


娘も私も体調がよくなっても、隔離はすぐにはとけない。


抗がん剤治療で免疫抑制が起きてる時の隔離期間は、5日ではなく2週間程になるらしい。


そう言うわけで、毎日毎日部屋にこもっていた。


動画を見たり

工作をしたり、

ジャンボリミッキーを覚えようとしたり(断念)

かくれんぼをしたり

また動画を見たり


という繰り返しだ。




毎日毎日同じことをしているが、娘は工作については飽きないらしい。


折り紙と紙コップをひたすら細かく切り続けて、折り紙にテープを貼り続けるということをずっとやっている。



血球はしばらく低いままだった。


赤血球を1回、血小板を2回輸血した。


娘の場合、血球が低くても表面的にはほとんど変わらない。


赤血球が低いときも、部屋の中を跳ねて回っていた。

貧血とは…?というくらい元気だった。



ひどい腹痛はなかったが、じんわりな腹痛?は1日に何回かあるようで、毎日湯たんぽを欠かさず温めてもらっていた。




3週目の最後に念願の退院ができた。


血球も立ち上がり、栄養も自分の口からしっかり摂れていたからだ。


途中で外来もあるが、4週目はまるまる1週間家で過ごせる。


そして次回は3クール目の始まりのタイミングで入院することになった。