付き添い者は、入院している病院の「患者」ではない。
だから診察は基本的には受けられない。
そもそも大学病院とか医療センターは、紹介状なしの治療を受けつけないところが多いと思う。
これは結構つらい。
付き添い中に高熱が出ても、地味に病院にかかりたい症状があっても、毎日いる病院では診てもらえないのだ。
もちろん先生たちも心配はしてくれるが、「患者」に影響が出ないよう、付き添いを変わって下さい、と言われるだけだ。
だけど付き添いを交代することが難しい人がいる。
娘の病院では、付き添い者が「患者」と同じ感染症にかかって隔離されている場合は、付き添いを続けることができた。
私もそうだ。
娘から案の定、インフルエンザをもらった。
だけど付き添いを交代することができない。
娘は高熱は出なかったが、私は40度の熱が2日続いた。
頭と体中が痛くて、ふらふらしてガクガクした。(語彙力の限界)
普段、私は解熱剤を自分の熱には使わない派だ。
高熱でさっさとウイルスを駆逐してやろうと思っているからだ。
だけどさすがに今回はきつすぎて、自宅から頭痛用に持って来ていたカロナールを使ってしまった。
インフルエンザってこんなにきつかったか?
完全になめていた。
娘の看病など全くできる状態じゃない。
娘にお願いして寝かせてもらっていた。
「ママきついから寝かせてください。それから優しくしてほしいです、よしよししてください」と私が言うと
私の頭を抱えてよしよししてくれた。
嬉しい。
何歳になってもよしよしはされたいのだ。
この2日だけはYouTubeを制限なしで見せた。
そのおかげで日中もずっと寝ていられた。