娘の熱は37度後半くらいだった。

高熱ではない。


午後だったからか?

なぜかこの日、検査とかはなかった。


予防的にタミフルのドライシロップを処方された。


娘の嫌いな粉薬だ。

ほとんど飲ませられなかった。



個室で1日過ごしている間に、娘の熱はほとんど下がってしまった。







翌朝。


まず細菌の検査だ。


CVカテーテルからの採血と、腕から採血をした。(大泣き)


CVカテーテルから採血した血液と、腕から採血した血液で菌の検査をして、違いがないか確認をするのだ。


もしCVカテーテルからの採血にのみ細菌がいたら、CVカテーテルが感染源と疑われ、CVカテーテルを使えなくなるのだ…。

また入れるためにたぶん手術がある。

傷も増えるし、痛いだろうしこれは嫌だ。



あとはもちろん、インフルエンザとコロナの検査もする。


鼻に綿棒をつっこむやつだ。(これも大泣き)




結果は

細菌感染なし。

インフルエンザ陽性だった。



「え?ほんとですか?」と思わず先生に聞き返した。


高熱じゃなかったし、しかももう下がったのだ。


きっとインフルエンザじゃないから、ようやく隔離から解放されるね〜と、そんな風に思っていたのだ。



また部屋移動である。


感染者用の個室が少し離れたところにあるらしい。

知らなかった。





そんな感じで初めて感染症にかかった。



あっさりと感染してしまい、これまたあっさりと収束に向かっている。


元気な娘と、まだ発症していない私でこれからしばらく個室で過ごすことになった。