子どもにデジタルデバイスをどう与えるか。
デジタルデバイスから遠ざける派と
ガンガン使わせる派
その中間
があるとすると、
私は遠ざける派と中間のちょうど真ん中くらいのポジションだった。(わかりにくい)
気持ちはめちゃくちゃ遠ざけたいが、なかなか切り離せない。
だから、困った時だけは使おう、くらいな感じだった。
そう、全て過去形だ。
今はガンガン使わせてしまっている。
元々、スマホもゲームも早く与えるつもりは全くなかった。
そんなことより外遊びやアナログなゲームをして欲しいなという願いを持っていたのだ。
だけどこの日、息子はキッズケータイだが
ケータイデビューをしてしまった。
若干5歳である。
私の予定はずっとずっと先だった。
docomoショップで機種はすぐに決まった。
docomoのキッズケータイには、
2つラインナップがあったが、カメラを使える上位機種にした。
私と息子の写真を撮ってケータイで見れるようしたかったからだ(もちろん私が)
プランは既に決まっている。
キッズケータイプラン。
電話しかできないプランだ。
それから私との家族間通話の登録をする。
しかし忘れていた。
このケータイの契約にかかる時間はめちゃくちゃ長い。
初めてauショップで新規契約をした、中2の夏を思い出した。
息子はすぐに飽きてしまい、ショップ内で寝転んだり、空いてるテーブルに座ってみたり、走ったりと好き勝手している。
しかしYouTubeを見せると大人しくなった。
こうしてまた動画に頼るのである。
そして罪悪感を感じるのである。
ようやく契約が終わり、息子はケータイを手に入れた。
思ったより時間がかかり、もうお昼ご飯の時間に迫っている。
それに娘はもうドライブから帰ってきてしまった。
そう、私がずっと楽しみにしていた、
息子とのデートの時間が終わってしまったのだ…
私は悲しんでいたが、息子は新しく手に入れたケータイで早く遊びたいようだった。
喜んで自宅に向かった。
息子との温度差に少しがっかりしたりもする。
だけど、私から離れたくない!みたいな状態ではなく、アッサリしていることに安心したことも確かだった。