2週目。
副作用しては
激しい腹痛が不定期にあった。
痛み止めを使うこともあった。
食欲は途中から出てきて、栄養の点滴が外れた。
腹痛がないときは体を動かし、元気そうだった。
発熱があった。
2週目がはじまってすぐ。
大部屋の同室の子がコロナになってしまったらしい。
その子もずっと入院していたから、院内感染だ。
娘はコロナの症状は出なかったが、5日間は隔離されることになった。
今回はすぐに大部屋から個室に移動になった。
腹痛がないときはとても元気だった。
ベッドの上でぐるぐる走り回ったり、飛び跳ねたり(やめろ)
部屋の中でビーチボールを投げたりして遊んだ。
しかし後半、とうとう熱が出てしまった。
すぐに血液検査が行われる。
普段のCVカテーテルと、抹消(おてて)の両方で採血される。
娘は抹消の採血が大嫌いだ。
手に針を刺されて血を抜かれるのはやっぱり痛いようだ。
前回は大暴れだったこの検査だが、
今回は大泣きしつつも手を動かさなかった。
娘は「やらなくてはいけないこと」と分かっているらしい。
娘の変化に驚いた。
インフルエンザとコロナの検査は、鼻に綿棒をさすアレだ。
これももちろん嫌がるが、大泣きしながらも顔を背けることはなかった。
本当に偉い。
娘は我慢強くなっていると思う。
娘の発熱の原因は。
コロナでもインフルでもなく、口の中にいる常在菌だった。
普段はなんともなくても、白血球が著しく低いと、常在菌にもやられて高熱が出るらしい。
感染症じゃなくてほっとしたが、
常在菌か…
こんなの、どう防ぐんでしょうか…という感じだ。