千賀さんとハリネズミ~'sのお話♪

千賀さんとハリネズミ~'sのお話♪

我が家のハリネズミのお話をポツポツと。

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前記事へのコメントありがとうございました。
前回から潜っていた為、承認すらできずにいて大変失礼致しました。
承認と共に頂いたコメントにお返事させて頂きました。
本当に申し訳ありません。
そして温かいお言葉の数々、心からありがとうございました。



無事にまりもの四十九日も終わり、最後まで残していたゲージをきれいに洗って片付け、やっぱり未だに思い出せば涙ポロリして……しまいますが、まりもを思い出す時は心が寂しさより温かさが大きくなりました。

四十九日が済んだら落ち着いて頂いたコメントにお返事しようと思っていたのですが……



まりもの死を受けて、あまり触れてこなかったポプリを抱っこしていたら後肢のあたりに違和感……
抱っこを嫌がるのをなんとか押さえて下腹部触ったら、明らかな違和感。
というか、膨らみ。

即座に頭に浮かびますよね。
腫瘍だと
 
もはや頭の中では確定だったので一刻も早く病院に連れて行きたかったのですが、次の休みがちょうど病院の定休日…!!
連れていける圏内でもう一軒病院あるんですが、2度連れていった事があるんですけど、どうにもそこの先生との相性が感じられなくて。

診てもらったら十中八九、手術の判断を迫られるだろう。
そしてその時の私の答えはイエス。
そうなるとやはり信頼してる先生に執刀はお願いしたい。

そこの先生は前にポプリを見てもらったとき、ほとんど触らずケースに入れて覗くだけ……触るときは手袋。(まぁこれは保護の為だから仕方ないですけど)
おそらくこうでしょうね、お薬はこれ出しましょうか。
サクサクっと診断、判断されて質問もしづらい……
診察後もやっと感が拭えなくて。
検査結果を電話で即座に教えて貰えたのはありがたかったですけども。

一方今かかっている先生は1度だって手袋してるの見たことなくて、ハリ全開でも素手で見てくれて、さすがにひっくり返す時はタオル使うけど、飼い主の私ですら怒りMAXのジャンピングには怯むのに、怯むところも見たことなくて。
診断結果は分かりやすく、それに対する処方も2つ3つはあげてくれて、あくまでも決定権はこちらに任せてくれて。
先生の雰囲気がとても柔らかくて動物が好きなのが分かるから、質問もしやすい。
まりもの時もお世話になったけれど、やたら薬を使うのではなく、まりもの生きようとする力を助ける投薬を選んでくれて。
まりもが亡くなった時も、最後まで頑張ってくれてありがとうと素直に思えたのもきっとそういう治療をしてもらえたから。

そんな経緯もあり手術をするならこの先生に。という考えからポプリには申し訳なく思いながらも、私の休みと診療日が合う日に診察をお願いしました。

そして先生が触診した結果、やはり腫瘍。しかも大きくて内臓の方と癒着している可能性もあるとの事。
手術の判断を聞かれたので即答し、翌日に手術をして貰えることに。術後引き取ることも出来るんですが、その日は仕事が朝から夜までみっちり……なので、翌々日仕事前にお迎えに行くことにしました。
術後すぐは先生に見てもらっていた方が安心ですし。

そして手術日。
仕事が夕方からだったので自宅待機してましたが落ち着けるものではないですよね。
時計をチラ見しつつ時間をもて余していたら病院から電話が。

術中だけれど予想より腫瘍が大きく癒着も進んでいて、出血も多くて血圧と心拍も下がってきた。このまま進めると命が危ないかもしれない。今半分まで摘出は進んでいてなんとか全部取り出せたとしても、目を覚ましてくれるかは分からなくなるかもしれませんが、どうしますか?と。

半分残したままだと悪性癌の場合どんどん後肢がダメになり転移もしていくだろう。でも無理をしてここで命を奪うのも違う気がする…
と手術の中断を決めました。
するとまた十数分後に電話があり、血圧をあげる注射をしたところ心拍と共に安定してきたので摘出を試みたいけれどどうでしょうと。次にまた心拍下がることがあればその時は中断しますと言われたので、それでお願いしました。

さらに数十分後、電話がきて「無事終わりました」のご報告頂きました。
ちゃんと麻酔から覚めてまだちょっとフラフラしてるけど歩いてますよ。との言葉に脱力するほどの安堵感。
翌日お迎えにいったら本当に元気にフシュフシュしててひと安心。

この時摘出した腫瘍を見せて頂きましたが、本当に大きくて……摘出の為に身体の半分にメスを入れるほど。
ここまで大きくなってきたのに気付かずポプリに大きな負担を与えてしまったのは、間違いなく飼い主である私の責任。
本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
せめてなりともこの後のお世話はしっかりと、ちょっとの異変も見逃さないように気を付けていかなければ。

とはいえまだ抜糸も済んでないので(傷が大きすぎて当初の予定+1週間になってしまった…)、ちょっとお腹に触るのも控えめにしてます。
お薬もあげなきゃいけないし、ご飯も食べる量が減ったので高栄養パウダーを加えた流動食もあげなきゃで、普通では食べてくれないのでひっくり返すんですが、
まぁ暴れる暴れる!!
痛いはずでしょ!?
傷が開くから止めてー!!
ってレベルの暴れ方。
今はタオルでぐるぐる巻きにして動けないようにして投薬と強制給餌をしてます。
それでもイヤイヤして可哀想ではあるんですが……治療と回復のためにガマンしてね。
そして暴れてタオルからの脱出もガマンしてね💦
暴れすぎて可愛いお顔がお薬とフードでべちゃべちゃなの💦
早く自分からがつがつご飯食べて欲しいなぁ。


そして昨日、病理に出していた腫瘍の診断結果がきました。
結果は乳腺癌でした。
ポプリは男の子ですがもちろん乳腺はあるので可能性としては存在しますが、先生も肉腫かと思っていたと話されるくらい予想外でした。
乳腺癌は胃への転移の可能性があるとの事で、切除はしたものの経過観察はした方が良いので、抗体を高めるサプリを与えつつ月イチでレントゲンでチェックすることにしました。
本当は抗がん剤もあるそうですがハリネズミには強すぎて、確実に血管に入れないとそこから腐敗してしまうそうなのでさすがにそれは…

まだまだ頑張ってもらわなきゃいけませんが、まずは体力回復と食欲回復と体重増加!
そして来週の抜糸。
本当は麻酔なしてできたら良いそうだけど、どうかな?

早く元気になぁれ!