千賀さんとハリネズミ~'sのお話♪ -2ページ目

千賀さんとハリネズミ~'sのお話♪

我が家のハリネズミのお話をポツポツと。



大変遅いご報告となりましたが、
9月23日、まりもが永眠いたしました。

先日お誕生日記事をあげた後、急激に筋力が落ちてきまして。
よろよろながらも歩けていたものが這うようになり、うんちもしに行けず、ミルワームも噛めなくなり、ご飯も食べづらそうで。
病院で相談して高栄養フード(パウダー)を貰い、いつものキトンと混ぜて強制給餌をスタート。
そうしたら良く食べてくれて。
まだ頑張ってくれると思っていた矢先でした。

仕事を終えて日付が替わる頃帰宅。
フードを作って「まりも、ご飯だよ~」と声を掛けながら抱き上げたら手に伝わってきたのは硬さ。
慌てて声を掛けたけれど既に硬直が始まっている状態でした。
まだ足が動かせたので、仕事が早番だったなら最後に逢えてたのかな。
そんな事を思ってもみたけれど。

自由が利かなくなった身体から解放されて好きなだけ動けるようになったんですよね。
ホイール大好きなまりも、足が動かしにくくなって引きずりながらも回してたくらい。
思う存分回して動き回ってる筈。



まりもは本当にハリ飼い初心者に優しい子でした。
最後にふらつきを発祥するまで1度も病気になったこともなく、体調を崩すこともなく、とても元気で丈夫で病院知らずなまりも。
自分で食べる量を決めて運動もバッチリ!
太りすぎとも無縁な自己管理素晴らしかったまりも。
人慣れをさせなかった事もあり、警戒心強めで触れようとすると針でまん丸、明るいところが大嫌いですぐに暗がり探して隠れたり。
でも抱っこすると大人しく腕に収まってくれたまりも。

病気がわかった時、どうか誕生日までは生きて欲しいという私の必死の願いを、懸命に生きて叶えてくれたまりも。
誕生日のあと一気に体力落ちたまりもを思うと、本当に頑張ってくれたのだと。
本当に本当に優しい優しい子でした。

「ありがとう。頑張ってくれたね、ありがとう」



まりものおしりにはうんちが付いていて、最後の最後まで食べて出してという『生きること』を頑張ってくれたんだなと。
まりもの強さを感じました。

抱き上げた時に僅かに残っていたまりもの温もり、絶対に忘れません。
まりもの最後の贈り物です。



いつまでもまりもの身体を冷やしておくのは嫌なので、前から調べていた24時間対応のペット葬儀社に連絡して翌朝火葬をお願いしました。
また霊園が遠く頻繁にお墓参りにも行けないので、個別で寂しくさせるよりはと合同埋葬を選びました。
手元にあるまりもの針、これが1番まりもと繋がっている気がします。

きっとたくさんの先輩ハリちゃんがまりもを優しく迎えてくれてる筈なので、旅立った先の事は心配してません。
先輩方、まりもを宜しくお願いします。


今は針と一緒にフードやお水、お花を飾っていますが、いつまでもという訳にはいかないかなと。
なので四十九日、そこを区切りにしようと日にちを調べたら11月10日。
私の誕生日でした。
本当にドキリとしましたよ。
誕生日という大きな節目に合わせて、いつまでも引きずらないでよって言われてるみたいで。

言葉が伝わらなくてもペットが伝えてくれるものってあるんだと感じました。
飼い主が思うよりも強くこちらを思ってくれてるんじゃないかな。







まりもとの別れは凄く寂しいし悲しいし辛いけれど、まりもが教えてくれたハリネズミの魅力。
きっといつかまたハリネズミちゃんを飼うと思います。

今はまだまりもを思いつつ、ポプリが元気で居てくれるのでね!
これからも宜しくお願いします。