プロになるためには、相当な訓練が必要だということがわかりましたね。

もちろん、素質もあるでしょう。
素質があれば、ちょっとの訓練でプロのレベルに達することができるでしょうし、素質がなければ、いくら訓練しても、プロになることは難しいでしょう。

では、素質があるとして、O先生に、対人関係のプロになる方法を伝授してもらいましょう。

自分の領域を守ること、虫や獣の人に対応する方法、こういったことをこれまで教えてもらいました。

これが全てできるようになったとして、どんな危険な人物に出くわしたとしても自分を守ることができるプロの技を、今日は教えてもらいましょう。


明らかに相手を傷つけようとして、相手の感情や神経を逆なでするような言動を取る人がいます。

こういう人に出くわした場合。

普通の人は、傷つけられたくないので、相手の言いなりになって相手の思うようにしてあげます。
それも、ある程度までは許されますが、エスカレートしていくと、人生そのものがその人の思うままになってしまいます。

では、自分も相手と同じように、その人の感情や神経を逆なでするような言動をとればいいか。
これも言いなりにはならないかもしれないけれど、相手と同じレベルになってしまいます。

では、どうすればよいか。傷つけられることにひたすら耐えるか。
これもなんか馬鹿みたいな気がします。


まず一番は近づかない事です。そういう人には関わらない。

避ける、退席する、欠席する。


そんなことしては人として。と思っているあなた。それは、ただの偽善です。


危険回避。これは前提でしょう。


もし、嫌な人が近づいてきたら。さりげなく席をはずして避けましょう。


どうしても、関わらなければいけないことがある。
その時は、必要なことだけ関わります。

何かを渡す。それだけにします。それ以外の余計なことは一切しゃべらない。

間違っても、最近調子どう?とか、頑張ってるね、とかそういう相手を刺激するような事を言ってはいけません。


必要最低限の要件だけをかわす。これがプロの手法です。


それじゃあ、なんか間が持たない、とか、人情味がない、とか思っているあなた。
嫌な人に出くわして、そんなことを考える余裕があるでしょうか。

一刻も早く要件だけすまして、立ち去りたい。それが普通でしょう。

しかし、これを露骨にやってしまうのは、まだまだ未熟レベルです。



さらに、このプロの姿勢を維持したまま、相手の望むものを与えることができる。

これが、本物のプロフェッショナルです。


まずは、聞かれたことだけ答える。余計なことはしゃべらない。
そうするだけで、ずいぶん楽になるでしょう。

あとは自分の領域はきっちりと守り、虫の人や獣の人の望むものを与えてあげればいいわけです。


感情を逆なでするようなことを言われたら、どうやって対応すれば。

もう、それは訓練です。感情を逆なでするようなことを言われても、感情が逆なでしないように訓練する。


なんなら、感情逆なでするようなこと、いっぱい言ってあげてもいいよ。


逆に、あなたの言動に相手の感情が逆なでされている場合もあるので、相手を刺激しない振舞いをする、というのもプロの基本ですね。


なんか、銀行員の窓口の女の子でも、なんかいちいちむかつく応対する子いるいる。

そういう時は、やっぱちょっと年増の慣れた感じのおばさんの方がよかったりするよな。


うん。


あの対応は、銀行側はどう思うんだろうな。

その向こうで、偉い感じのおじさんがすまなさがっているので、まあ、いいかとか思うけど。


やっぱ、銀行窓口で一番むかつく応対は、客の出し入れする金額にいちいち反応するやつ。

それは、やっちゃいかんだろ。



だよね。長年その仕事についてるのに、ずっと素人の人って、その職で絶対にやっちゃいけないことをやり続けるよね。

だからいつまでたってもど素人。



たとえば、銀行員だったら、それこそお客さんのお金に対して個人的な反応をする。
これはタブー中のタブー。


料理人だったら、お客さんの注文するメニューや好みに個人的に反応する。
こんなの食うのか、とか変なもん注文しやがって、とか。
そういう対応をされると、まず、料理を食べる前に、この料理人は素人だな、と思う。


あとは医者だったら、病状とかにいちいち大げさに声をあげたりするやつ。病気になったから病院にきてんだろーが。黙って治療しやがれ、と思う。



という感じですね。


先生で素人だと思うのは、やっぱり学生の考えてることとか、やってることとかに個人的な視点で反応されること。

これは、器もありますからね。


やっぱ、教職は聖職だな。


先生より自分のほうが器が上だと思ったら、あまり先生をいじめないようにしましょう。
そのうち、逆にいじめられます。




何事も弱い者いじめはよくないんでね。

それよりも、自分よりも強い者にぶつかっていけ。



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