「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などの作詞で知られる、詩人のまどみちお。
山口県の出身なんです。
詩だけじゃなく絵も描きます。
まどみちお 「ぞうさん」
一時期、ポケット詩集みたいなのを持ち歩いていて、そこにまどさんのこんな詩が載ってあったんです。
「くまさん」
はるが きて
めが さめて
くまさん ぼんやり かんがえた
さいているのは たんぽぽだが
ええと ぼくは だれだっけ
だれだっけ
はるが きて
めが さめて
くまさん ぼんやり かわに きた
みずに うつった いい かお みて
そうだ ぼくは くまだった
よかったな
自分を再確認する意味の詩なんだと思うんですけど、お世話になった先生のお母さんが書道をやってらして、この詩を書にして下さったんです。私がこの詩を選ばせて戴いたんですけど。
訳あってお返ししましたが、当時の私にはとてもこの詩が苦痛だったんです。
まどみちおの絵は、山口県の周南市美術博物館で見ることができます。