群馬県の天然記念物 ヒメギフチョウ保護パトロール | ふるさとの空 都会の空

ふるさとの空 都会の空

ひろーい宇宙にちっぽけな私たち ふるさとの空を守れるのも都会の人達の協力あってこそです。

 群馬県の天然記念物である春の2~3週間しか飛翔しない蝶の「ヒメギフチョウ」のパトロールに参加してきました。

 

 場所は、赤城山西麓の渋川市が管理している、廃止された旧赤城キャンプ場周辺。旧赤城キャンプ場に午前9時集合でした。

ヒメギフチョウの保護について群馬県天然記念物

 

 5月下旬ということもあり、天気は小雨、ヒメギフチョウの成虫は既に活動を終えている状況です。ヤマツツジの花も散るのが早いような気がします。

群馬の旧赤城キャンプ場周辺の植物

 

 気温は12℃から14℃位、ヒメギフチョウがたとえいたとしても飛ばない温度と天気です。雨の日は足元がぬかるんで、滑りやすい状況のことから、今回は、急峻な登山道を避けて、安全なやや平たんの歩道を中心に巡視することになりました。

 

 旧赤城キャンプ場の東を赤城山方面に抜けていきます。周辺にはオシダがたくさんありました。

赤城山西麓でパトロールする人々

群馬の山林に広がるシダ植物の群生

 

 歩道脇にはヘビノコシカケが目立ちました。

マムシグサの緑の葉と仏炎苞

 

 山の中はこの緑と白のマムシグサがほとんどでしたが、平野部の樹林地帯などで見慣れているヘビノコシカケは毒々しい色ですが、この種も旧赤城キャンプ場の近くにありました。

マムシグサの葉と花

 

 歩道を歩いていると、花の終わった山野草なども楽しめます。ヒトリシズカは種を付けています。

ウスバサイシンの葉と地面

 

 こちらはユリワサビの葉のようです。 ウスバサイシンの葉にも似ていますが、ウスバサイシンの葉のように先がとがっていません。

ヒトリシズカの葉、群馬の山野草

 

 こちらがウスバサイシンの実生2年目の大きさ位のウスバサイシン

ウスバサイシン 葉群生 画像

 

 水飲み場の湧水は、この冬の降水量の少なさを物語っていますね。水が枯れています。

湧水地点と茂る植物

 

 ズミの花だと思います。雨に濡れてしっとりしています。

ズミの花、群馬の自然、緑と白

 

 水飲み場から林道で、旧赤城キャンプ場まで戻ります。途中、小さな池がありますが、、、

 

 今年もやっぱりオタマジャクシがたくさんいました。たぶん、特大のヒキガエルかと思います。

池にいるたくさんのオタマジャクシ

 

 だいぶ前になりますが、この池に誰かが金魚を放したらしく、まだその金魚が何匹か生き続けていました。

オタマジャクシと金魚が泳ぐ池

 

 時折、林道を通過する自家用車に追い越されながら進みます。林道脇にはタケニグサや

ウスバサイシン実生 2年目 渋川

 

 盗掘から免れたシロバナエンレイソウなどが見られました。ウスバサイシン葉、赤城山麓の植物

 

 最近の気候不良で、ヒメギフチョウの生息も危ぶまれていますが、ヒメギフチョウだけでなく、山野草や樹木の盗難防止などにもつながればと思っています。

 

 保護パトロールに参加された皆様、今季も大変お疲れさまでした。

 

この保護パトロールで撮影した動画を2分16秒に編集して、ユーチューブにアップしました。