赤城西麓 晩夏の庭の植物成長記録 2024.08.25(日) 予報士の植物観察日記 | ふるさとの空 都会の空

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 ヤマシャクヤクの種  黒色(濃 紺)と赤色の種子があり、黒い種子は発芽能力を 持つ「稔実種子」、赤い種子は発芽能力がない「不 稔種子」であると言われています。 

 今までの経験から、この黒い種を8月中に蒔けば翌年の春に芽を出し、9月以降に蒔くと翌々年の春に芽を出すようです。この10粒以上の黒い種を今月末までに鉢に蒔きたいと思います。種を蒔いてから花が咲くまでに6~7年かかります。気長に育てますが、花が咲くまでに、自分の年齢が後期高齢者になってしまいそうで、種を蒔いたことも忘れないようにボケないで生活していくのが望みですね。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、気象予報士chikabeの植物観察日記、先週の土曜日、愛用の一眼レフカメラが故障してしまい修理に出しました。ついでにレンズも清掃してもらおうと思い一緒に修理にだしました。見積りでレンズの清掃は28,000円、カメラの修理代は、シャッター幕の交換で5万円台の見積もりが届きました。修理期間は約2ヶ月かかるということで、暫くは画像の大きさや色合いが一定しないと思いますがご了承ください。

 

 8月も下旬となり、依然としてムシムシとした暑い日が続いています。8月19日からの週は、大気の状態が不安定で、朝から昼過ぎまでは概ね晴れ、夕方から夜にかけては雷雨の日が続きました。19日の雷雨では、自宅の近くで落雷があったようで、テレビと自称お天気カメラが故障してしまいました。24日は、雷雨中に自宅は一時停電、赤城町内で10分位の間隔で2件のその他の火災が発生していて、火災の内容などは報道されないため、落雷があった影響と思っています。今週は28日の水曜日頃、台風10号が勢力を保ったまま西日本から東海地方にかけて上陸、縦断してかなりの被害を受ける可能性があります。群馬県地方も南東の強風や高い山の南東斜面で雨雲が発達し続けて、赤城山、榛名山系なども大雨の被害が起こる可能性がありますので今から土砂災害や浸水被害などを防ぐための準備をしておきたいものです。


 このような気象条件の中、今週も庭の植物たちの様子をお届けいたします。 

 今咲いている花は、ムクゲ、サルスベリ、ホウセンカ、オミナエシ、ヒャクニチソウ、三尺バーベナ、ギボウシ、アルストロメリア、キバナコスモス、フジバカマ、マツムシソウなど、花が終盤になっているのがレンゲショウマやキキョウ、オイランソウなど、先週から引き続き咲いています。そして、ユウスゲは咲き終わりました。その他、種蒔き後の実生の植物の様子なども先週に引き続き紹介したいと思います。 

 <木々の様子> 
 わが家に一本あるサルスベリの花が咲いています。咲く前に枝を剪定してしまったので花付きはいまいち少ないです。渋川市内でも市役所入口などの道路に街路樹として植えられていて今が一番の見ごろとなっているようです。

 

 ムクゲは次から次へと新しい花が咲いています。

 

 モントブレチア

 

  クチナシは葉が茂って実をつけていますが、

 

 一部、葉が何者かに食われてしまって、枝だけになっていました。木の下には黒い粒の糞が落ちていたころから、、、

 

 よく見たらいました!興味のある人だけ大きくして見てくださいね。

 

 多分、スズメガの幼虫と思われます。退治するように言われましたが忘れていて、夕方、雷雨も間を縫って退治に行きました。時間が経ったので、写真撮影した場所には居ないとは思いましたが、やはりいなくて、周辺を探したところ、新しい葉の茂った枝に居たのを見つけたので蚊に襲われながらも退治してきました。

 

 <アジサイの挿し木の様子> 

 

 6月頃を中心に、アジサイの枝を剪定した時に出た枝を挿し木にしましたが、その後の様子です。

 

 挿し木の土は、赤玉土や鹿沼土の小粒の混合、山野草などに使っている土を使っています。水を切らさないように、毎回多めに水撒きをしておきました。

 

 こちらはヤマアジサイ

 

 真ん中の枝は葉が無くなっていました。何者かに食べられてしまったようです。

 

 <山野草などの様子> 

 

 今年の夏は7月から猛暑が続き、山野草などの比較的に涼しい場所が好きな山野草もかなり弱っていると思われますがあともう一息。宿根草などは9月下旬になれば、また、活動期になってきます。

 

 5月に植え替えた実生一年めのサクラソウ 来年花が咲くか楽しみです。

 

 そして、植え替えが済まないうちに白絹病が入ってしまったサクラソウの実生一年めの苗、病気になってしまったところは処分しましたが、病気になっていなかったところは急遽植え替えて約一ヶ月が過ぎました。生育は遅いですが何とか病気にならず頑張っています。

 

 昨年、赤城の農産物直売所で買ってきたサギソウ。昨日も直売所に行ってみましたが、花の咲いているサギソウが売っていました。私ん家のサギソウは、、、

 葉っぱだけ出た状態で成長がストップしています。枯れてはいないので来年に向けて色々参考に花を咲かせることができるように頑張ってみたいと思います。(芽が出た後の日照不足が原因かも)

 

 ユキモチソウの様子です。葉が残っているものもありますが、全体としては葉が枯れてしまったものが多いです。

 

 実の付いている茎は割合げんきですが、上の写真のように茎が枯れてしまって、種だけ残ったものもあります。このまま赤くなるまで待ちます。下の写真の種が赤くなるまで育てば、今年は沢山種まきができて、来年は300本くらいは芽が出る可能性があります。上手に育てますが、こちらも実生から花が咲くまで5~6年はかかるので、花が咲くときは後期高齢者になってしまうこと間違いなしです。それまでは病気にならず元気にボケずに生活できるように頑張っていくつもりです。

 

 この、ユキモチソウは、レンゲショウマとユキモチソウの寄せ植えになっています。

 

 実生2年目のカラーです。葉が大きくなりました。こちらも植え替えが必要ですね。

 

 カラーの種はトウモロコシの種と同じような感じ。今年、昨年中途半端に実ったトウモロコシの干からびた種を庭に1㎡位の狭い畑を作って蒔いたところ見事に成長しています。

 

 6月頃、昼のお弁当に付いてきたスイカの種を蒔いておいたところ、現在花が咲いています。が、時期的にみてスイカの収穫は期待薄です。

 

 キイジョウロウホトトギスと思われる植物

 

 

 <金魚と黒メダカ> 

 

 毎朝、様子をみながら餌を与えている金魚は元気に育っています。

 

 クロメダカは7月の初旬に知り合いから頂いてきました。16匹頂いてきましたが、一週間以内に環境が合わなかったので半数近くが死んでしまい、現在は8匹確認できます。

 

 ただ、死んでしまったクロメダカが卵を産んでいたのか、今いるクロメダカが卵を産んだのかはわかりませんが、今はクロメダカの稚魚が30匹くらいに増えましたのが救いです。

 

 

 <庭に咲いている花の様子> 

 ホウセンカ

 

 オミナエシ

 

 ヒャクニチソウ

  

 

 三尺バーベナ

 

 ギボウシ

 

 アルストロメリア

 

 キバナコスモス

 

 フジバカマ

 

 マツムシソウ

 

 レンゲショウマ

 

 キキョウにはたくさんのウリハムシが花弁を食べに来ているようです。今年の数は半端ではありません。キキョウの花の季節はそろそろ終盤でほとんどが咲き終わり種になりつつあります。

 

 キキョウは種を取り蒔きしておくと、翌年の夏に花が咲くことがわかりました。今年もピンクや白のキキョウの種を蒔いて増やしたいと思います。

 

 お米不足が報道されていますが、今年も9月になると新米が収穫できそうになってきました。近くの田んぼの稲穂の様子です。

 

 他にもシュウカイドウ

 

 狂い咲きのシバザクラ

 

 ダリアもまだまだ花が咲き続けていますが、種になった花も多くなってきました。

 

 <おまけ画像> 

 今朝、庭の松の木でガビチョウが鳴いていました。ここ10年で外来生物のガビチョウの生息数が増えています。なかなか撮影できなかったガビチョウの撮影ができましたよ。

 

 今回も植物観察日記をお届けすることができました。今週も大気の状態が不安定で毎日にわか雨や雷雨、短時間強雨、落雷、突風などが台風10号が通り過ぎるまでは続くようです。

 

 台風10号は、最新情報の度に、西より、西よりのコースに予想進路が変わっていますが、油断は禁物、関東地方でも、高温多湿の気流が山岳地帯の南東斜面に継続して吹き込むために、同じ場所で長時間大雨が降り続く可能性があります。特に山間部の雨量が広範囲に多くなりそうなので、中小河川の増水、氾濫、利根川や吾妻川、烏川、渡良瀬川など群馬県内の大きな河川でも増水や洪水など特に注意が必要と考えていますので、台風情報、大雨情報などの気象情報にも十分注意して災害に遭わない行動を考えておきたいと思います。皆様も日ごろの備えを確認しておき気をつけてお過ごしくださいませ。

 

 では、今週は台風10号の動きに注意しながら安全に過ごしたいと思います。