ダリア
気象予報士chikabeの植物観察日記、毎日30℃を超える暑い日が続いています。気圧配置をみると梅雨前線はまだ日本海北部から東北地方にあり、東北では大規模な水害も発生しているようです。
渋川市周辺でも、毎日、雲が多く午後から夜にかけては雷雨が発生しやすい状況で、夕方から夜になるとあちこちで雷雨となっています。ただ、自宅付近は雨雲の通り道から少し外れて大した量の降水はありませんでした。今日も午前中、アジサイの鉢を中心に水やりをしました。
このような気象条件の中、今週も庭の植物たちの様子をお届けいたします。
今咲いている花は、ダリア、カワラナデシコ、三尺バーベナ、ギボウシ、キキョウ、オミナエシ、オイランソウ、ユウスゲ、オニユリ、レンゲショウマ、ルリタマアザミなど、先週から引き続き咲いています。そして、アメリカフヨウが咲き始めました。その他、種蒔き後の実生の植物の様子なども先週に引き続き紹介したいと思います。
<木々の様子>
鉢植えのアジサイは水が大好きなようで、夏の高温状態の日は、一日で水分不足になり葉がしおれてしまいます。
ヤマアジサイは、挿した枝のほどんどが根付いたようです。
アジサイは挿してからまだ日にちが浅いので様子見です。
<金魚とメダカ>
金魚は今朝も元気でした。
黒メダカも元気に泳いでいます。
メダカの稚魚も10匹以上います。大きく育つか心配。
<山野草など>
ユキモチソウの様子 軒下に置いてあるものは種が付いている以外の株の地上部が枯れました。
サツキの木の下に置いてあるものはまだ葉が元気です。
クリスマスローズの種の保管状況 今年は3段重ね 軒下の日陰に置いてあります。土が乾きはじめたら水をやっています。
半分軒下にあるベニバナヤマシャクヤク、雨が降らず乾燥して葉がしおれていました。
一部はこの暑さで葉が枯れ始めた株もあります。
実生のダリア ツボミが付いていましたが栄養不足でしょうか?
小さな花が咲きました。
こちらは実生2年目のカラー 随分と大きくなりました。秋までに植え替えをしないと密集状態でこれ以上育たないような感じがしてきました。
クリスマスローズも水不足
サクラソウの実生の植え替え後、約2ヵ月経過の様子 葉が青々としています。
こちらは、植え替えが間に合わず、結局半分病気で枯れ始めてしまったので急遽植え替えたサクラソウの実生苗です。大きさがてんでんばらばらです。
地表に小さな穴が二つ、蝉の幼虫がはい出したような穴です。近くに蝉の抜け殻が無いかと探してみましたが見つかりませんでした。
こちらは昨年種を蒔いて今年芽を出したキキョウです。ピンクのキキョウから採取した種を蒔いたものですが、さて?ツボミを見ただけでは何色の花が咲くか楽しみです。
こちらはもっと小さなツボミ
スイカの種を蒔いておいたところにスイカの芽が出ています。
トウモロコシは大きくなりました。この3倍くらいの高さまで成長して花が咲けばトウモロコシが収穫できるはず。
<咲いている花>
現在咲いている花です。森の妖精 レンゲショウマが咲き始めています。赤城自然園のレンゲショウマも見頃を迎えているようです。
ツボミはまだだくさんあります。
ひっくり返したら蜘蛛がいました。
レンゲショウマはこの角度から撮影するのが良い感じですね。(個人の好みがありますが)
カワラナデシコ
フロックス
オニユリとオミナエシ
マツムシソウ
ユウスゲ
ヒャクニチソウ
キキョウ
アメリカフヨウは一日花で今朝は咲き終わった状態
昨日の朝はこんなふうに咲いていました。
ダリアも花数が減ってきましたがまだまだ咲いています。
今週も夏の花を楽しんでいる自宅の花壇です。レンゲショウマは赤城自然園で見頃、マツムシソウやユウスゲは榛名山系の榛名湖周辺の湿原で既に咲いているようです。
種から育てる植物たちが花が咲くまで育てるのはなかなか大変ですが楽しみです。種を蒔いてからその年で花が咲くもの、10年近く育てないと花が咲かないものなど種類によっていろいろあります。
現在、花が咲くのを待っている木があります。それはハンカチの木です。種を蒔いてから6~7年は経っていると思います。鉢植えなので大きくなりませんが、夏の直射日光で葉が焼けてしまうようなので枯らさないように育てています。
今週もたくさんの植物の様子を写真で撮影したので、最後までご覧になるのも大変かと思いますが、何かの参考になればとアップしています。毎日同じような花が掲載されますが、少しずつ変化があると思います。7月の土曜日は今回で終わり、来週は8月になってしまいます。夏も後半、どんな花が紹介できるか楽しみです。