仏炎苞が二重のユキモチソウ | ふるさとの空 都会の空

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 ユキモチソウは四国地方や紀伊半島に自生するレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に分類されているサトイモ科テンナンショウ属の山野草です。

 

 青空を背景にユキモチソウ

 

 私はこのユキモチソウを育て始めて10年近く経ちます。ユキモチソウは殆ど分球して増えないので種を実らせて増やします。実生から3~4年で初花を咲かせます。球根一つに一つの花が咲き、栄養状態や経年数によって雄株になったり雌株になったりします。

 

 地植えのユキモチソウ 関東でも防寒なしに育ちます。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、今年はこのユキモチソウの中で仏炎苞が二重の株が一つありました。

 

 それがこの株です。花を後ろから見たところ。

 

 真ん中の白いのが花穂端でこの下の中に雌しべ、雄しべがあります。仏炎苞が二重になっています。

 

 先日、指で広げてみたら、仏炎苞が一部裂けてしまいました。

 

 珍しいので紹介させていただきました。