DMAT関東ブロック訓練参加報告 | ふるさとの空 都会の空

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 本日、群馬県南部地域における大規模災害を想定し、関東1都6県のDMAT(災害派遣医療チーム)が参加したDMAT関東ブロック訓練が実施されました。
 訓練では、群馬県消防学校や災害拠点病院を会場とし、ドクターヘリ等により災害拠点病院から相馬原駐屯地内のSCU(広域医療搬送拠点臨時医療施設)へ搬送された患者を、自衛隊大型航空機により千葉県の下総基地内に設置されたSCUへ搬送する予定でしたが、どうやら雨のためヘリコプターは飛ばなかったようです。

 この訓練の概要は、群馬県のホームページに掲載されていました。↓ 
◆平成26年度DMAT関東ブロック訓練の実施について(医務課)

 群馬県渋川市周辺では、渋川地域の災害拠点病院に指定されている渋川市立の「渋川総合病院」がDMAT支援受入病院として参加しました。

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 渋川総合病院では午前9時に訓練開始、外来入口付近にトリアージセンターを設置、次々に運ばれてくる患者役の迫力ある演技にも動じず、テキパキと赤(重症)、黄(中等症)、緑(軽傷)に「患者の振り分け=トリアージ」を行い各治療エリアに移動させました。 

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 約30分後から次々に他県のDMATが支援に到着しました。まずは概況報告を総合病院の統括から説明を受け、その指示に従い治療エリア等で業務に当たりました。
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 30人以上の模擬患者、今回はブラインド訓練といって、患者の容態は一切参加者には知らされていません。実際に模擬患者の申し出によってトリアージを行い治療行為をします。中には、日本語が通じない患者役も一人いたようです。

 約90分の訓練、病院内での本格的は救護訓練は今回が初めてでしたが、治療行為自体は日頃から行っている救急患者の処置や訓練などで行っているのでスムーズにトリアージ、治療、後方支援病院への転院依頼等行うことができました。

 一方、本部での患者情報などが、患者が増えるとともに、情報が混乱する場面も見られましたが、全体的には思っていたほどの混乱は無く訓練を終えることができたので良かったと思っています。

 訓練終了後、ホールで反省会 
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 反省会では、各エリア、チームでの感想、反省点などを各代表者などが発言しました。今回、初めて、他県の医療チームを受け入れての院内救助訓練でした。

 土曜日にもかかわらず、多くの職員、関係者、患者ボランティアの皆様の協力の下、訓練が行われましたが、実際に大災害が起こり、多くの負傷者が発生してしまった時のために、今回の訓練が少しでも役に立つものと思います。

 週明けには、訓練の概要をまとめで問題点などの見直し、災害マニュアルの改正などを行って行きます。

 渋川地域の災害拠点病院は渋川総合病院ですが、再来年の4月頃には、渋川総合病院と西群馬病院が群馬県地域医療再生計画により統合され、子持地区に「渋川医療センター」として開設されます。(現在は基礎工事が始まっています。)
 そして、この災害拠点病院の機能も新病院に引き継がれることになっています。


 長野県では神城断層地震が突然発生し、甚大な被害が発生しました。今後もどこで発生するかわからない大地震に備えるためにも、医療救護訓練は広範囲で連携した訓練が必要とされます。

 大地震がいつ起こるかといつも怯えて生活している訳にはいきませんが、医療に限らず、ライフラインのこと、ペットなどのこと、通信確保のこと、家族・親戚・知人等の連絡方法のことなど、大地震や気象大災害が起こってしまった時のことを考えて、日頃から備えておくことは誰で御出来ます。それが一番大切と思います。

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