防災・減災は過去の事例に学べ!ということで、その地方で過去に起こった大災害を知ることができればと思っていたところ、タイミング良く渋川市赤城歴史資料館で過去の災害を取り上げた企画展が平成26年11月7日(金)から開催されたので行ってきました。
渋川市赤城歴史資料館


玄関には企画展のポスターも掲示されていました。


これが企画展のポスターです。


◆企画展 期間:平成26年11月7日(金)~平成27年2月1日(日) 開館時間:午前9時~午後5時 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月5日) 入館料:大人200円、高校生・大学生100円、中学生以下無料 20名以上は団体割引(2割引) ご連絡は市役所のホームページでご確認ください。
入館料200円支払った所、ここで問題が発生!「今年4月から館内全域撮影禁止となりました。」と受付で案内を受けました。
写真が撮影できないなら帰ろうかと思いましたが、一応どんなものか確認するために入館。
◆企画展以外はふるさとあかぎの過去の記事←でご覧ください。(撮影禁止=過去の記事をいつか削除しなさいとか言われてしまわなければ良いのですが。そんな日が来ませんように! 今から10年前の赤城村時代の記事ですがこのような感じです。)
◆渋川市ホームページのご案内←渋川市HPへ
企画展の内容ですが、大きく以下の3部門に分かれていました。
①火山災害と渋川市
②地震災害と渋川市
③土砂災害と渋川市
①火山災害と渋川市
②地震災害と渋川市
③土砂災害と渋川市
それでは順に内容を復習します。
渋川市から出土した遺跡は主に6世紀初期に榛名山系二ツ岳が噴火した際に噴出された火砕流や火山灰、軽石などで埋め尽くされた集落の遺跡の紹介。
◆平成24年11月、金井東裏遺跡(渋川市金井)での発掘調査の途中で、鉄製の甲を着たままの人骨(「甲を着た古墳人」)(←群馬県HP)が見つかりましたが、このレプリカも展示してありました。このレプリカ、かなり大きいと感じましたが、あとで実際のものより大きく作られているということを知りました。
もう一つの火山災害は、昨日、長野原町で受講してきた浅間山の災害です。天明3年の浅間山の大噴火は、「天明3年(1783年)浅間焼け」と紹介されていました。
そして、にわかに私の頭の中に住みついてしまったのが、根岸九郎左衛門さんです。昨日の講座の中にも登場し、今日の企画展にも登場しています。後の南町奉行時代に先例にとらわれない大胆な裁決を下すなど能吏としても知られているそうです。浅間山の大災害の復興に寄与した功績は大きかったようです。
そして、にわかに私の頭の中に住みついてしまったのが、根岸九郎左衛門さんです。昨日の講座の中にも登場し、今日の企画展にも登場しています。後の南町奉行時代に先例にとらわれない大胆な裁決を下すなど能吏としても知られているそうです。浅間山の大災害の復興に寄与した功績は大きかったようです。
北牧地内に建立されている賑貸感恩碑(しんたいかんおんひ)には『天明3年の浅間焼けは千百年に一度の惨事だが、天災地変のない世界は無い』と記され、後世の人のために警告を発しています。
私は幼い頃、吾妻川流域の田んぼや畑の中に点在する浅間石は噴火の際に空から飛んできたものと思っていましたが、いつの日からか火山泥流に伴う土石流で運ばれたものと理解するようになりました。
今回の企画展では、金島地区の浅間石(地上部分15m×9.5m×4.0m)、中村地区の浅間石(地上部分11m×10m×4.6m)が紹介されていました。この浅間石、グーグルで(クリック⇒)◆天明浅間焼け川流れ史跡図として見ることができました。
今回の企画展では、金島地区の浅間石(地上部分15m×9.5m×4.0m)、中村地区の浅間石(地上部分11m×10m×4.6m)が紹介されていました。この浅間石、グーグルで(クリック⇒)◆天明浅間焼け川流れ史跡図として見ることができました。
私が生きている間には起こらないと思いますが、もし、万が一、浅間山が天明3年の大噴火と同じ規模で噴火したとしたら、下流にもたらす土石流被害は相当なものだと考えられますね。
②地震災害と渋川市
こちらは、半田地区の半田中原・南原遺跡に残る地割れか発見され、今から約1200年前の弘仁九年(818年)7月、群馬県・埼玉県を中心とした関東地方を推定マグニチュード7.5以上の大地震「弘仁の大地震」によって出来た被害の跡ということです。被害の跡は、赤城山麓や利根川西地域に集中しており、大きな地割れや噴砂(今でいう液状化現象?)など発見されているそうです。
③土砂災害と渋川市
土砂災害は過去に渋川市内で起こった気象災害。昭和22年9月14日から15日にかけて、カスリーン台風が紀伊半島の南海上から房総半島南端をかすめ、東北三陸沖に進みました。この時の渋川地区の2日間の総雨量は400mmに達したそうです。 昨日の講座でも一日で200mmを越える雨が降れば、どんな地形・地質でも災害は必ず起こるということを習ってきたところです。二日間で400mmも降れば相当な被害が出てもおかしくない状態で起こった災害は、沼尾川流域の赤城町深山地区で起きた土石流災害を伝えておりました。
写真撮影が禁止されていたため、館内の撮影画像はありませんが、企画展の冊子が200円で販売されていましたので購入してきました。
冊子の表紙


一部内容です。


昨日も書きましたが、現在渋川市でも各自治会の防災リーダーを養成するため、防災リーダー講習会を開催しています。初級、中級、そして現在は上級の講座が開講されています。過去の災害を知り、将来起こるべく災害を想定する。これが災害から身を守る対策には一番の教科書となります。
今回の企画展、内容は遺跡から見た災害の痕跡が主なものでしたが、大災害は人間の生活単位ではなく、百年、千年、またそれ以上の周期で起こるものです。今まで起きていないからこれからも大丈夫ということは保証出来ません。
日頃から災害に対する準備はしておくことが、災害に見舞われた後の生死を分けるといっても過言ではないと思います。
いつも、大災害におびえて暮らす必要はないと思いますが、起きたあとのことをシュミレーションして、いざという時に慌てないように、お互い、心の準備をどこかにしておきましょう。
※今回、資料館での撮影が一切禁止となっていました。今後、資料館内部の画像はインターネットでの掲示は規則が変わらない限り無理と思われます。
という訳で、言葉だらけでつまらない記事になってしまいました!
渋川市赤城歴史資料館、ふるさとの空の下で暮らす生活文化の貴重な資料が展示されていますが、PR不足、日曜日の路線バスの運休などの影響もあると思いますが、入館者は非常に少ない状態が続いているようです。
入館者を増やすために色々と考えられているようですが、何と言ってもPR不足です。少しでもPRするために、今後も規制された中で情報発信を続けて行こうと思います。
渋川市周辺に来られた時は、一度、ここ赤城歴史資料館に足を運んで下さるとありがたいです。画像で紹介出来ないのが残念ですが、貴重な土器や土偶、可愛い馬の埴輪も展示されています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
(この記事で、不都合な点がございましたらコメント等でご連絡を頂ければすぐに訂正・削除させていただきます。)