群馬県渋川市にある独立行せ法人国立病院機構 西群馬病院と以前は国立渋川病院であった現在の渋川市立 渋川総合病院が平成27年4月を目途に、平成23年11月に策定された群馬県地域医療再生計画に基づき再編統合し、新病院が整備されます。
この新病院の現時点での詳細が、独立行政法人西群馬病院のホームページで公開されていますのでご紹介します。
二つの病院が再編統合されますが、新病院の名称は「独立行政法人国立病院機構 渋川医療センター(仮称)」となっています。
以下、公開されている新病院の基本計画です。
独立行政法人国立病院機構と渋川市による新病院の整備に係る基本計画 (平成24年7月) 独立行政法人国立病院機構と渋川市による新病院の整備にかかる基本計画 Ⅰ 基本方針等 1 基本方針 独立行政法人国立病院機構西群馬病院以下( 「西群馬病院」という。)と渋川市立渋川総合病院(以下「渋川総合病院」という。)を再編し、国立病院機構と渋川市が連携して、新病院を整備します。 新病院は、西群馬病院の診療機能と、渋川総合病院の救急、災害、感染症医療の診療機能を基本として、渋川地区及び北毛地域(吾妻、利根・沼田)の住民に、安心安全かつ良質な医療を提供する中核的病院として整備します。 2 開院予定時期平成27年度目途 3 場所群馬県渋川市白井字大宮地区 4 病床規模450床 (一般300床、重症心身障害100床、結核46床、感染症4床) 5 診療科16診療科 内科、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺・内分泌外科、整形外科、脳神経外科、精神腫瘍科、小児科(重症心身障害児(者))、婦人科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科 6 病院機能 (1)診療 ① 政策医療 ・「がん診療連携拠点病院」として、がんに関する専門的医療を行います。 ・緩和医療の中心的役割を担います。 ・重症心身障害児(者)の専門的医療の中心的役割を担います。 ・「結核拠点病院」として、結核の診断・治療を行います。 ・「エイズ診療拠点病院」として、エイズの診断・治療の中心的役割を担います。 ・「肝疾患専門医療機関」として、肝疾患の診断・治療の中心的役割を担います。 ② 地域医療 ・「救急告示病院」として、地域における救急医療を担います。 ・「地域医療支援病院」として、地域における医療連携体制を構築します。 ・「災害拠点病院」として、ヘリポートを整備し、災害派遣医療チーム(DMAT)を設置します。 ・「第二種感染症指定医療機関」として、感染症病床を整備します。 ③ 疾患別センター ・各種疾患別のセンターを設置し、専門診療の中心的役割を担います。 「救急センター」… 二次救急医療対応 「呼吸器センター」… 結核、肺がん等の呼吸器疾患 「消化器センター」… 胃、大腸、肝臓等の消化器疾患 「造血器センター」… 造血器腫瘍等の血液疾患 「乳腺・内分泌センター」… 乳がん、甲状腺等の内分泌疾患 (2)臨床研究 ・臨床研究部を設置し、臨床研究を行います。 (3)教育研修 ・臨床研修病院(基幹型)として、臨床研修医に対する教育研修を行います。 ・医療関係者の実習等受け入れを行い、教育研修を行います。 ・地域の医療レベルを向上するため、専門医や専門看護師等の専門性を高めた医療従事者を養成します。 ・潜在看護師の再就職に向けた研修の実施による教育体制の確立を図ります。 7 地域医療機関との連携 ・地域医療連携室を設置し、医療連携、地域内の診療支援、地域連携クリティカルパスの充実等を図ります。 Ⅱ 整備の考え方 1 共通事項 ・新病院の施設は、独立行政法人国立病院機構と渋川市の合築とします。 ・新病院は、地域における救急を含む患者さんの利便性の向上、医療機関との連携強化が図れるよう、新たな地に整備します。 ・新病院は、診療機能の充実と効率的な運営が図れる構造とし、再編のメリットを十分活かした地域の中核的病院として整備します。 ・新病院は、快適な療養環境及びプライバシーに配慮し、整備します。 ・新病院は、高齢者及び障がい者の方に配慮した整備とします。 ・新病院は、患者さん及び医療スタッフの動線に配慮した整備とします。 ・新病院は、感染管理に配慮した整備とします。 ・新病院は、外来化学療法が提供できる設備を整備します。 ・新病院は、地震災害時においても医療提供体制を確保するため、免震構造とします。 ・新病院は、災害時におけるライフラインの確保に配慮した整備とします。 ・新病院は、広域災害及び緊急搬送等に対応できるようヘリポートを整備します。 ・新病院は、緑化を取り入れ環境に配慮した病院とします。 ・新病院は、無駄のない広さと十分な機能を確保した整備とします。 2 各部門の考え方 (1)病棟部門 ・個室を十分に確保した整備とします。 (2)外来部門 ・女性患者さんに配慮した配置とします。 ・災害時のトリアージが可能なスペースを確保します。 (3)中央診療部門 ・放射線、検査、手術部門及び救急部門等の連携に配慮した整備とします。 (4)管理部門等 ・管理部門は可変スペースとし、将来の変化に対応できる整備とします。 (5)その他部門等 ・質の高い臨床研究及び充実した教育研修が図れるよう整備します。 ・エネルギーセンター、防災センター、霊安室、解剖室等における必要な広さと機能を確保した整備とします。 Ⅲ 整備スケジュール 基本協定締結(H24.2) 基本設計・造成設計(H24.9) 用地取得手続き等(H24.4~H25.6) 実施設計(H25.5) 建築確認申請(H25.7) 造成工事(H25.9) 建設工事 (H25.10~) 医療機器等設置 ネットワーク整備 新病院開院(H27)
上記のようになっています。
また、他に新病院整備基本計画[概要版]、新病院イメージ図、渋川医療センター(仮称)アニメーションを見ることができます。
下記にリンクしておきますので興味のある方はご覧ください。
◆独立行政法人国立病院機構と渋川市による新病院の整備に係る基本計画
◆新病院整備基本計画[概要版]
◆新病院イメージ図
◆渋川医療センター(仮称)アニメーション(動画を見るにはWindows Media Playerが必要です。)
※利用環境により動画等見られない場合がありますがご了承ください。詳細は西群馬病院のホームページをご覧くださいませ。
この病院ができると、渋川地域の救急患者の受け入れが充実され、今まで前橋、高崎市に搬送していた救急車が市内の病院に搬送できるようになるため、前橋などに搬送している間はその救急車が使用不可ということが無くなり、より救急体制が整う等メリットがあります。これは一つの例ですが、また、機会をあらためて感想を述べたいと思います。