小惑星 2012 DA14  | ふるさとの空 都会の空

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小近地球型小惑星 2012 DA14が今朝の明け方に地球に最も近づくというので撮影に挑戦してみました。

 この小惑星の概要について、国立天文台の解説の一部を転記させていただきました。
 小惑星 2012 DA14は近地球型小惑星のひとつです。2012年2月23日、スペインのラ・サグラ天文台で発見されました。この小惑星の直径は45メートル、質量は13万トンと推定され、地球と似た軌道で太陽を回っています。 
 地球への接近地球へ最も近づくのは2013年2月16日午前4時24分頃(日本時間)で、スマトラ島近傍の西インド洋上空、約27700キロメートルになります。

 小惑星 2012 DA14の軌道は精度よく求められています。軌道の誤差を考えても、地表から27650キロメートルより地球には近くなることはありません。

 見え方2013年2月16日(日本時間)に地球に最接近し、最大7等級まで明るくなると考えられています。

 日本では2013年2月16日午前3時30分から午前4時前後に南西の空に見え始め、北へ移動します。およそ1分間に満月2個分ほどの速度で、ゆっくりと移動する様子を観察できるでしょう。その後、午前5時前後に薄明がはじまって空が明るくなり、次第に見えなります。


 というわけで、乏しい天体観測の経験上、大体の目星をつけて撮影に挑みました。

 午前5時頃、しし座の中にあるようなのでしし座を探しました。
イメージ 1
 
 最初はしし座の一部を200mmで約1分間の開放で撮影しましたが、写っていませんでした。
イメージ 2

 全体を少し大きめに30秒の開放で撮影してみましたが、右端に他の星と動きの違う光跡が写りました。(黄色い丸の中)
イメージ 3

 明るさは最大7等級ということで、残念ながら、肉眼では見ることができませんでしたが、なんとか光跡だけでも撮影することができました。双眼鏡で見ても全くわかりませんでしたが、こうして写真に写ると直接見られなかったけれどうれしいものです。
  

 この小惑星、非常に動きが早く、この後はフレームの外に行ってしまいましたが、もう少し、情報を整理して撮影すれば、まん中に写せたかも知れませんでした。

 氷点下3℃近くまで気温が下がっていて寒い朝でしたが、なんとなく写っていたので早起きした甲斐がありました。


 それにしても、普段は気付かないですが、写真で普通に写すと天体の動く速度が速いことにビックリです。
 
<追記>
 小惑星の光跡の部分を拡大してみました。
イメージ 4


<追追記>
 ソネットさんからしし座がわからないとのリクエストにお応えしてちょっと解説

◆しし座
 裏返しになったクエスチョンマークが、しし(ライオン)の頭の部分になります。(2月の朝方の位置です。)
イメージ 5
 (小惑星は今日はもう見えません)

⇒夜の21時頃見やすい時期:2月15日頃 東の空
⇒見ることのできる時期 :10月の早朝から6月の宵の9か月間

 ちなみにしし座は7月23日~8月23日にお誕生の方、だから7月にしし座が見られると思っておられる方も多いと思います。でも、残念ながら、12星座は昼間南中する星座が生まれ月になるので、しし座は7月から8月にかけて正午頃空の真ん中にきます。当然昼間なので星は見えません。しし座を夜9時ころ東の空で見たい時は2月中旬ころが良さそうです。今の時期ですね。

 自分の生まれた星座を無理しないで見たい人は、誕生月の4か月前の夜9時ころ東の空に見えます。ですので、今頃20時~22時に東の空に見えるのは蟹座としし座の皆さま方かな