気象衛星雲画像と地上からの雲画像 | ふるさとの空 都会の空

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まず、下の平成22年9月25日(土)午前10時の気象衛星の写真を見てください。

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(気象庁の雲画像を使用しました。)

 赤い○のところが群馬県渋川市付近です。

 一番上の画像が可視画像(普通に目で見たままの画像で、日光の当たっている雲が厚いほど白く写ります。また、冬期間は晴れている時に、高山などの広範囲の雪やオホーツク海の流氷も白く写ります)です。

 まん中が赤外線画像(赤外線を利用した雲画像で、物体の温度が低いほど白く写ります。従って、白く見えるのは温度の低い雲、すなわち上層の雲が白く写ります。赤外線画像は、低層の層雲などは固有温度が高いため良く写りません)です。

 一番下は水蒸気画像(赤外線画像の一種で水蒸気を通さない赤外線の波長を利用した画像です。白いところほど水蒸気量が多く赤外線が吸収されて衛星の赤外線カメラに届かなくなり白く写ります)です。大気の中・上層部の水蒸気量を写しています。


 この日は、台風12号が日本の東海場の太平洋を北上していった日です。渋川周辺はこの台風の中心から上層で噴き出した上層雲との境い目がかかり、空半分は青空、もう半分は巻層雲という現象が下からもはっきりと観測できました。
 (良く見る台風の渦をまいた衛星画像雲は、この中心から噴き出した雲を見ています。)


 この日は、近くのひばり保育園で運動会があり、予想通り9時には晴れてきましたので カメラを持って出かけてみました。

 薄い雲は太陽を透かしていました。
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 この雲の縁は大空を半分に分けて、縁は大きな弧を描いているように見えました。
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 運動会は、園児たちの楽しく可愛い演技が繰り広げられていました。その上空はご覧のとおり半分は雲半分は真っ青な青空となっていました。
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 この雲が、最初にご紹介した衛星雲画像に写っています。中心付近の白く写る丸い形の雲は発達した積乱雲列でこの下では大雨となっています。そこから北(上)方向に広がるように写っている白い雲は先程紹介したとおり中心から吹き出す上層の雲です。この雲は中心に吸い込まれているのではなく、逆に外に広がっている雲です。

 こんなにはっきりと対比できたのはあまり機会がありませんが、今度、台風が近づいた時にこのような雲が出たら気象庁の衛星画像などと見比べると面白いと思います。

 これで、少し気象予報士に近づけたかな?