前回の記事はちょっとボーッとしたままの意識で書いてしまったので、引退する藤田選手への思い、改めて書き残したいです。




藤田一也選手。


19年間の選手生活本当にお疲れ様でした。


2012年トレードになった翌日、わたしはプロ野球選手に初めてのファンレターを書きました。


『藤田選手。ようこそ仙台、楽天イーグルスへ。

わたしの夢は、藤田選手が楽天イーグルスでレギュラーを掴んで、ゴールデングラブを獲ることです!きっと実現すると信じてます!!』



あの手紙の最終地点が2023年9月27日の引退セレモニーだったのかな。



感慨深いです。


こんなに長く、こんなに熱く応援し続けられるなんて思ってもなかった。



トレードで来たばかりのころは、もっと評価されていいし、もっとやれる。なんとか一流選手へ押し上げたい!っていう謎の使命感がわたしのなかにあって(ほんとに今でも何で?って思う)、応援せずにはいられなかった。


とにかく力になりたかった。



トレード当初は守備固め。

レギュラー取りを目指した2013年の春季キャンプ。2日目に脇腹の怪我。苦しかった。

なんとか遅れを取り戻し、3月中旬のハマスタでのベイスターズとのオープン戦(その試合その当時ベイスターズの選手だった現楽天イーグルスの渡辺直人ヘッドコーチが打席に入る時、登場曲に『イケテルFUJITA』を流してくれた😢)で一軍合流。


2013年の開幕戦。間に合った!

念願のスタメンを勝ち取った😭


開幕当初は右ピッチャー先発時の起用が多かったけど、交流戦あたりからはピッチャーの左右に関係なくスタメンとして出場するように。


ついに、ついに、ついに、レギュラーを掴んだ!!!



あの頃の駆け上がっていく感じ、本当に懐かしい。



芸術品のような守備。


魅了された。


藤田さんがいなかったら、マー君の24連勝も、日本一もなかった。


2013年の7月。福岡ドームに観戦に行ったとき、マー君先発の試合で、藤田さんすごい守備の連発!。

私たちの後の方に座ってたホークスファンの方が「なんだよ藤田って!!」と怒っていた。


そんなこともあったな。



『一也の守備は10勝分の価値がある!』



星野監督が褒めてくれた。


ゴールデングラブ、ベストナイン初受賞!!


『わたしの夢が叶った!!!😭😭😭』


嬉しくて泣いた。





2014年。

オールスター出場!。

西武ドーム。チケット取るのに苦労したけど観戦できた。




あの時の笑顔、忘れない。



全試合出場!!!

シーズンの最後のほうで自打球を当ててしまい、抹消になったらどうしようとハラハラしながら見守った。(抹消しなかったのは星野監督の配慮もあったようです。自信をつけさせてやりたいという思いがあったと)


必ず達成できるようにと願いを込めて自分でデザインしてメッセージタオルを作った。(最終戦、無事出場を果たし、最終戦セレモニーの後の場内一周のときそのタオルを掲げられました。そのタオルを見つけてサインボールを投げてくれました。キャッチできなかったけど😂)



2015年は怪我がちだった。何度かファームに落ちた。最終戦も直前の怪我で抹消。来シーズンへの励ましの手紙を書いた。


秋季キャンプ。ほとんどの選手は岡山へ。藤田さんは怪我のため仙台に居残り。

「練習してないかなぁ」と何となく球場行ってみたら『いた!!!😭』。室内練習場に併設されているグリーンフィールドというグラウンドで少人数やトレーナーさんと二人だけでキャッチボールしたりノックを受けたり、ランニングしたり。その練習の様子をわたしひとりだけで観ることができました。神様ありがとう❇️

練習終わりにサインも頂けた🙏。懐かしい。


あの日頂いたサイン✨。よみがえってくるおねがい。今さらだけどドキドキ💓


2016年。

球場が天然芝になることになり、不安を口にするのをインタビューで見ていたので「前向きになれるように」とキャンプへ向かう日、空港で激励のメッセージを込めた手紙を渡した。


5月17日。1000試合出場達成。


6月12日。プロ野球人生最初で最後のサヨナラタイムリーヒット。





そして3度目のゴールデングラブ受賞。


不安に負けずにがんばった!


泣けた😢。


FAの権利を得るも「東北のファンと優勝目指して戦う」と残留。

残留発表前、仙台での最終戦の翌日、移動の選手を見送りに駅に。不安になりながら、「来シーズンもよろしくお願いします😣」、と差し出したわたしの手をニッコリと頷きながら握り返してくれた。あのときの握手、一生忘れません🙏。



2017年。

キャンプ2軍スタート。ちょっとショックだった。そういうポジションに入ってきたのかと。


開幕は一軍。キャンプで足を痛めた影響もあり、ベンチスタート。


9月12日。200犠打達成。


CS出場。全試合スタメンでしっかり役割を全うする。


2018年。

星野元監督が1月に亡くなる。


ZOZOでの開幕戦。ベンチスタート。途中から出場し、勝利打点を打ちヒーローに!。「星野監督を亡くして悔しけれど、全員で力を合わせてがんばっていく」とヒーローインタビューでコメント。


2019年。

5月14日。1000安打達成!


仕事終わって急いで自転車で駆けつけて達成の瞬間を見届けられた😂。



2020年。

コロナで開幕が遅れる。

スタメン出場が激減。

なかなか代打でも結果が残せない。


2021年

キャンプ中に怪我。

2軍では3割以上打っていたけど、一軍とタイミングが噛み合わず一度も昇格することなく、9月戦力外に。


2022年。

横浜DeNA ベイスターズ復帰。


キャンプ中足を痛めて出遅れたものの、4月の沖縄でのジャイアン戦から一軍昇格!



10月10日CSの最後の打者になる。


あの最高の場面で器用してくれた三浦監督に感謝🙏。


2023年


引退を決意。


9月27日。引退セレモニー。



書ききれない。


たくさんたくさん胸に刻まれているシーンがある。まだまだ思い出深いシーンがある。


いまでもありありと思い出される。


それだけ感情を揺り動かされながら応援してきたということ。


わたしがやれるだけのことはやった。


悔いなくプロ野球選手藤田一也選手のファン生活を終えられる。


こんな気持ちになれるなんて、つい何日か前までは思ってもなかった。


想像以上に清々しい。


こう思えるようになるまで現役でいてくれたことに、感謝しかない。


ありがたい。


感謝でここ数日間はからだ中が埋め尽くされている。


本当に感謝でいっぱい。



(9月23.24日と2ヶ月くらい前に観戦予定を立てていた。それが、引退会見の翌日の試合になるなんて。サイン頂いたユニフォーム。どっちも着て応援できてよかったな😢)



でも、今シーズンの藤田選手の戦いはまだ終わってない。


日本一になってほしい。


プロ野球選手としてのフィナーレを歓喜のなかで迎えてほしい。


これがわたしの今の夢。



ベイスターズへの最大の恩返しをして、選手生活を終えられますように。








選手としての応援は終わりを告げようとしていますが、わたしのなかでは、人間藤田一也さんの応援はこれからも続きます。


たぶん、遠くから見守ること、祈ることが中心になるのかなと思います。



これからどんなことが待っているのか。

楽しみにしたいと思います。



藤田一也選手。


伝えきれないほどの本当にたくさんの幸せをありがとうございました。


本当に幸せなファン生活でした。


感謝します。



ありがとう。




読んでいただいてありがとうございました。



感謝😊。



この記事は、思い出がよみがえってきたらその都度書き加えていきます。

記録しておきたいので😌。

大切な大切な思い出たち。ありがとう。