ファーストキス~翔潤~⑧ | ちかじゅんの潤くんへのラブレター♡~Jun One Love~

ちかじゅんの潤くんへのラブレター♡~Jun One Love~

嵐の活動終了までポジティブに応援中ꉂꉂ
潤くんを宇宙一愛してる
初戦の【風景コンstadium】で潤くん堕ち毎日が紫で潤い彩られて最高にHappy&EnjoyのEveryday
潤くんを愛する人と楽しくJunゴトをしていきたいのでよろしくお願いいたします

BL妄想


学校から家までは45分
それが今は途方もなく遠くに感じた
はやく翔くんの所に行きたいって
思って電車を降りて
家まで走った

翔くんの家に向かって
いることを願って…

インターフォンを鳴らした

しばらくすると

「はい」

と翔くんの声

あっまだいてくれたって言う気持ちと
また翔くんは黙って言ってしまうのか
っていう気持ちと
今の俺は翔くんにちゃんと
伝えられるのか
不安だった

「潤…どうした?学校は?」

「ちょっとだけ家にいれてくれる?」

「ああ…どうぞ」

玄関には翔くんのものって思える
スーツケースが置いてあり
あと数分遅かったら
翔くんはもう出かけていたはず
7年前と同じ…翔くんはまた
俺に黙って行くつもり
だったんだ

翔くんに伝えたい気持ちが
溢れてるのに
全然言葉に出来なくて
でも今日は全部俺の思いを
翔くんに言わなくちゃって…
思って来たんだ

「翔くんまたなの
また俺の前から黙っていなくなる
つもりだったの?」

「えっなんで…俺潤の側から
離れるつもりないけど…
潤が嫌だって言っても離すつもりも
ないけど…
なにか誤解してる?」

「翔くんだって…イギリスに
行くんじゃないの?」

「イギリスね
行くよ…2週間ぐらい行こうと
思ってた
どうせこっちにいても
潤に距離おきたいって言われるし…
好きなやつが目の前に
いるのに声もかけられないし
もっとも手も出せない
まるで蛇の生殺しみたいだわ
それだったら
親父が仕事で行くから
じゃみんなで行くかってなっただけ」

俺はカラダの力が抜けて
その場にしゃがみこんでしまった

「潤…大丈夫か
俺に掴まれ…立てるか?」

「翔くんのバカぁ
また俺を1人にするのかと思って
俺がどんな気持ちで
7年前もいたかわかってんの?
そりゃ翔くんはイギリスに行って
楽しくしてたかもしれないけど…
あの日翔くんに言いっ放しで帰ってきて翔くんに謝ろうとしたら
もう翔くんが居なくてそれでも
翔くんにずっと逢いたくて
逢うために翔くんとしてたサッカーを
してもしかして俺がサッカーで
有名になったら翔くんに逢えるかもとか思ってずっとずっと
頑張って来たのに…翔くんは
帰ってきて俺のことが好きだって
言ったのにイギリスで女の子と
付き合っていてもう何だか
わかんなくてそれでも翔くんが
また黙って行っちゃうとか思ったら
どうしたらいいかわかんないけど…
翔くんに逢いたくて逢いたくて
逢いたくて
帰ってきたのに…翔くんはいつも
なんでも突然なんだよ」

「そっか潤…ゴメンな
寂しい思いさせて…あの時引っ越す
ことを言わなくちゃって
思ってたけど
なかなか言い出せなくて…
ずっとずっと潤が好きだった
男とか関係なく潤が好きだった
潤に触れたいって思ったら
キスしてた

だけど潤に…翔くんのバカ嫌いって
言われてもう潤の側に
いちゃいけない
会っちゃいけないって思ったら
もうなんにも言えなかった

イギリスで知り合った
性格が潤によく似た女の子と仲良く
なって付き合うことになって
これで潤のこと忘れられると思った
でもキス以上のことは出来なかった

女の子がダメなのかもって思って
男とも付き合ったけど…
それも無理だった

潤としたファーストキス以上の
感情はなかったんだよ
でやっと親父の仕事が日本になって
やっと戻って来れたんだ」

「翔くんじゃあの人とは…
なんにもなかったの」

「残念ながらな」

「翔くん残念なんだ」

「でももっと凄いもの手に入った
ちょっと待ってて」






「ああ…俺翔…悪いけど俺日本にいるわ
ふたりで行ってきてよ
えっやっと欲しかったのが
手に入ったんだよ
じゃ…親父にもよろしく」








「今日は帰さねーからな」