聞いたら潤が居なくなってしまいそうで聞けずにいた
俺は大学を卒業して親父の仕事を手伝う傍ら
次期社長として忙しくしていた
女の1人もいないのかと親父から見合いの話は沢山来ては誤魔化し…ある会社の令嬢は言い寄って来るわ
心身ともに疲れきっていた
智は長男だけど…会社運営の手腕は無いといい
自宅を改築して立派なアトリエを作りたまに潤が行き2人で描いてるいるようだが見せてくれと言っても絶対に許してもらえず…智と潤との共有している秘密を持たれて
嫉妬している
和は高校を卒業するとゲーム三昧を仕事にするという
和しか出来ない技だ
いわゆるYoutuber一種からは天才と呼ばれているらしい
雅紀は潤に振られたと言って海の近くにサーフショップをオープンして今は和と一緒に暮らしている
2人とも傷を舐めあって一緒になったと言っていたが
幸せならそれでいいとみんなで祝福した
潤は高校卒業する時Jリーグからスカウトされたが…
まだ学生生活を楽しみたいといい全てを断り大学生になりその大学生活もあと残り半年となった
自分の気持ちをずっと隠して来て潤はいつも俺を好きだよと言ってくれているのに意気地のない俺は潤くんと向き合うことをどこか拒絶してきた
仕事ではそれなりに自分でも自信が持てるようになり
あの斗真という青年がいつ来るかという思いも払拭したい気持ちもあってケジメの為に潤を旅行に誘うことにした
「潤来週1週間やすみ取ったんだけど…
2人で旅行にでも行かないか?」
「えっいいの?仕事大丈夫なの?翔くん凄く
嬉しいよーねぇどこ行くの?何泊するの?
海の綺麗なところがいい♡
翔くんとずっと一緒にいたい♡」
「潤そんなに嬉しいか?で潤に話がある真剣に俺と潤の未来を話たい」
「翔くんありがとう♡翔くん大好きです」
「潤俺も潤が好きだよ」
「潤あの石なんて言うか知ってるか?
あの石を愛する人とみると一生一緒に
いられるっていうらしいよ」
「俺はこの石を潤と一緒に見たかった
潤大好きだ…弟だけど…潤が俺にとっては誰よりも大切で大事でこの先もずっとずーっと潤と
一緒に生きて行きたい
愛してる
だから…潤何か隠してることや悩んでる事
あったら俺に話してくれないか?
生田斗真って奴が昨日連絡があって潤をさらっていくって言うんだ
潤どこにも行かないでくれ
ずっと俺の…俺の側に…潤返事を聞かせてくれ」
「翔くんありがとう
ボクはずっとずーっと翔くんが好きです
この先もずっとずーっと翔くんだけを愛し続けます!斗真はハワイで暮らしていた時の単なる幼なじみです
ただそれだけです
でもあいつはいい奴です
いつもボクの事心配してくれて
だから翔くん斗真を怒らないで…
斗真の所には行きませんから
でも明日まで待っていてください
今日はこんなに素敵な所に連れて来てもらって
翔くんとゆっくり今日は過ごしたいです
良いですか?」
「わかった潤…ありがとう
今日は海の見える部屋を予約しておいたよ」
「うん♡沢山愛をください」



















潤の潤んだ瞳
潤のぷっくりした唇
潤の唇のホクロ
潤の内腿にあるホクロ
全て俺のモノ
潤の全てを俺のモノに
俺の全てを潤に捧げる
潤愛してるよ
つづく