「翔くんが案内してくれるんでしょ」
「そうだけど…もし行きたい所あるなら…
じゃディズニーランドとか水族館とか
映画とか…お台場とかも楽しいぞー」
「翔くんとずっと手を繋いでいられる
ところがいい」
「なんだよ!それ」
「潤の事いろいろ聞きたいんだけど…」
「それは今じゃ無くてもわかる時がくるよ」
「じゃあ翔くん!お腹すいたからlunchしょ
でさぁ!東京タワーに行きたいな」
「おぅわかった何食べたい?なんでもいいかぁ
俺についてこい」
「翔くんかっこいいね💕はーい!
ついて行きます」
潤はとても無邪気だった
笑顔が最高に可愛くて俺の初恋なんだと思った
まさかあんな事が隠されていたなんて…
この時は思いもよらなかった


















あっという間に月日は流れ…和も無事に試験に合格して
和と潤は1年生になり俺と雅紀は3年生になり
それぞれの
新学期を迎えた
「潤くん部活何に入るの?
サッカー部に決めたの?
翔くんがキャプテンだって聞いたら潤くんの事だから…入ると思うけど
3年生だから夏で部活は終了だからね…」
「うん!知ってるよ…それでもサッカーが好きなんだやってみたい!うん!サッカー部に
きーめた」
「わかったなら潤くんはサッカー部
僕は帰宅部…帰ってゲーム三昧しますよ」
「和くんらしいね…あっ翔くんにまぁくんだぁ学校で会うとなんか違う人みたいだね」
「翔くんも和くんもほんとかっこいい♡
ねぇまぁくんもそう思うでしよ…」
「潤ちゃんオレは…」
「もちろんかっこいいです」
「翔くんと和くんほんとかっこいいね」
「翔くん違う…翔先輩…翔キャプテンよろしくお願いします」
「潤決めたのか?なら明日からビシビシやるからな…帰りに買い物でもしていくか?雅紀も和も付き合えキャプテン命令だー」
「僕はサッカー部じゃないんで帰って
良いですか?」
「和は太陽に当たらなさすぎ顔色悪い
ダメ今日は兄命令だから和も行くの」
「そうだよ!みんなで行こう楽しいなぁ
ねぇ潤ちゃん♡」
「お前の言い方なんかヤラシイんだよな
潤に変なことすんなよ」
「なにオレが潤ちゃんのファーストKiss取るとか心配してんの翔ちゃん」
俺はなんにも言わなかったが…潤とのKissは俺が
もう頂いてるんだよ♡俺は潤と2人だけの秘密を持ってる事が嬉しかった
毎日勉強部活自宅の日々で俺たちのそれ以上もそれ以下もなくて…ただあんなに細くてちっちゃくてか弱かった潤が俺の身長を抜きうちは男子校だったが…潤の噂を聞きつけた他校の奴が女子も男子も潤見たさに毎日やって来た
そんな日々があっという間に過ぎて俺は大学生になり
潤も高校卒業の年になった
潤はサッカーの腕はびっくりするほど上達して見に来る奴らの中にはスカウトもいた

その中に毎日潤を見に来てる熱い視線を俺は
気になって仕方なかった
「こんにちは!はじめまして!
潤くん凄いですね
プロからもオファーあるんじゃ無いですか?
あっ言い忘れました
ボクは
生田斗真です
潤くんにひとめぼれしました
潤くんとお付き合いさせてください
翔お兄さん」
なんだコイツは…
俺のライバルか?