「父さんなんにも言って無かったじゃん?」
「なんならうちでも良いよ!潤くんの部屋ぐらいうちもあるからさぁ」
「「「だからなんでお前の家なの?」」」
「ドサクサにすいません」
「真ん中のあの部屋空いてるよね?なんだかこの部屋和が生まれた時いつかこの住人が来るとか言ってたよな!親父ずっとこうなること
願ってたのかな?」
「とりあえず潤くんを部屋に案内してあげて
んーじゃ翔よろしく!オイラはなにか食べるもんばぁやに頼んで来るよ!で和は風呂入れて
やって雅紀ーーーーー雅紀はちょっと
ここ片付けておいて…えーって顔すんなや
雅紀もごはん食べてって良いから」
「潤くんじゃどうぞー」
「はい」
「翔くんって呼んで良いですか?サッカーしてるんですね!かっこいいな
今度教えてくださいね♡」
「ああ良いよ!潤くん日本は初めてだって言ってたよね!東京案内してあげるよ!
明日からちょうど夏休みだし俺がいろいろ案内するよ!でも潤くんの予定もあるね…大丈夫なら決まりね」
「はいありがとうございます!翔くん嬉しいです!でも出来れば2人で内緒で行きたいです♡
ダメですか?」
「えっいいけど…なんで内緒?」
言い終わらないうちに潤は俺にKissしてきた
俺にとってはファーストKissだよ
それも弟今日会ったばっかりのコイツに…
でもふわっとした潤の唇はとっても柔らかかった
「翔くん♡2人だけの秘密ですからね…
ボク…翔くんにひとめぼれしちゃいました」
コイツは小悪魔
「翔くん必ず勝ってよ!」と
じゃんけんなんて
必ず勝つかどうかなんてわからないんだよ!
まぁ智と雅紀には勝つ自信があるが…問題は和
人の心を読むのが得意で初めから俺と潤とで打ち合わせしているのも見透かされてる気がしてしょうがない
「さぁ!恨みっこなしですよ!
勝った人が潤くんに東京案内してあげるんですよ!絶対勝つぜーーーーー」
「オイラだって潤には東京のいい所見せたいし…ごめんオイラが勝たせてもらうぜ」
「悪いね!お兄様方差し置いて僕が
潤ちゃんをデートに誘うよ」
みんな好き勝手なことばかり言いやがって…こっちはさっきから潤が睨んでんだよ
えーい!もうどうにでもなれ!!
じゃんけんぽん
「えー翔くん!一番行きたく無さそうなのに
勝ったの?交代してもいいよ」
「いや行きたくないわけではない
まさか勝てるとは思わなかったから…うん大丈夫俺が潤を案内するから…あー良かったよ」
潤が隅でクスクス笑ってる
まったく人の気持ちも知らないで…
「あーやっと決まったね♡翔くん翔兄ちゃん早く出かけようよ♡迷子になるからちゃんと手を繋いでね♡」
サタンだ♡
つづく