小筆を買った。
今まで使っていた小筆にとうとう見切りをつけて……
普段は筆で文字を書くことはない。
練習もしていない。
けれど、毎年1回、2〜3本の小筆を『どれを使おうか』と試し書きをして、1枚仕上げている。
今まで使っていた小筆は、自分の物もあるけれど、10年前に亡くなった父が使っていたものや、買ったまま置いてあったもの。
鋒先が痛んで徐々に処分していたけれど、とうとう手放す決心をした。
大袈裟やなぁ〜。
1本買おうと100均に行ったら、売っていなかった。
近くのスーパーへ行くと、1種類だけあったので、それを買った。
父が使った形跡がある小筆用の小さな硯で、金色の龍が描かれている小さな墨を丁寧にすった。
心を静めて書きながら、ようやく1枚を仕上げた。
今年も参らせます、宮内庁へ。
【 歌会始の広間はどんな所だろズンと踏みたいあの絨毯を 】

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