ちょっと備忘録的な感じで書き残します。
昨日は射手座満月が起こりました。
詳しい解説は専門の先生へお任せするとして、私自身が感じたことを少し記しておきます。
昨日は、地元にある鞍馬山の上にある鞍馬寺にて、”ウエサク祭”というセレモニーが行われていました。
これは、5月の満月に執り行われるセレモニーのことをそう呼ぶそうです。
このウエサク祭というお祭りは、釈迦の誕生(目醒め)と入滅とのいずれもが、この5月の満月のタイミングで起こったということで、さまざまな仏教国でお祭りがとり行われているようです。
私の地元の鞍馬山でも”ウエサク祭”のなのもとで、人々の目醒めと平和への祈りの儀式が厳かに執り行われていました。
過去のデータを調べてみると、5月の満月は、蠍座の部屋か射手座の部屋かどちらかの部屋で起こっています。
射手座の部屋の象意は、高尚な学問、研究、教え、海外などの他、叡智や宗教という意味合いも濃いです。
昨日の満月は双子座の太陽に様々な天体がコンジャンクションしているだけでなく、冥王星や海王星などのトラサタがアスペクトで絡んでいてまさに、叡智や宗教的な側面に色こく出ていたような気がしています。
私自身もそうだったのですが、昨日日中はお客様が来られていて、ずっと仏教のこととか目には見えないけどあるもの、叡智、本質的なもの、などのことについてずっとおしゃべりをしていました。
私の古くからの友人と、そのお友達がいらしていたのですが、私と3人で夕方にアトリエを出て鞍馬山を登りました。
以前から、ウエサク祭のことは人伝てで聞いていたのですが、セレモニーに参加したのは昨日が初めてのことでした。
セレモニーが始まる19時前、雲が開いてきました。
鞍馬山の山頂は、普段見たことがないほどの人で溢れていてびっくりしながらも、
娘らの健やかな成長を後押ししてくださっている(通っていた保育園が山の麓にあります)ご尊天さま(魔王尊)の力強いバイブスが、祈りの過程でどんどん満ちていくのを感じていました。
鞍馬寺では、魔王尊のほか、毘沙門様と観音様も一緒にお祀りされています。
私の中で、毘沙門様も観音様も数ある仏様の中でもかなり私自身と親和性が高い仏さまなので、昔からご縁をいただいていたのかなとも思えるのでした。
そして、声明をはじめとして、祈りの言葉や歌で、平和への祈りとを共に捧げることで、祈りが進むにつれて次第にサードアイ(第6チャクラ)がウズウズとするしそのままではフラフラしてくるではないですか…。
私的にはご尊天様は地球の核のようなもののように感じているので、地球の核としてのご尊天様としっかりつながるようにイメージをしながらその場にいました。
会場には海外から来られている方々もたくさんいらしてて、セレモニーの言葉ひとつひとつも英語での解釈付きだったので、
地道に毎日英語の勉強をしている私にとっても、すごく勉強になりましたw
私的にこのセレモニーで一番驚いたのは、自分の中の内在神と深く繋がっていくこと、目醒める(悟りを得る)ことへと意図している人々が、お山の上にもかかわらずとてもたくさんいて、この場に一同に会しているということでした。
普段慣れ親しんでいる大乗仏教のように仏にすがる感じでもなく、悟りを意図して修行を積む小乗仏教のイメージともまた違う不思議な空間。
仏教を信仰することは、「悟りを得たいと思う」のは当たり前なのかな?とも思うのですが、
鞍馬山の不思議なところでもあるのですが、神智学の流れを汲んでいて、新興宗教としての”ニューエイジ思想”的な側面がこのセレモニーに強く現れていたように感じられます。
神智学の流れをくんでいるので、祈りに掲げたいた蝋燭は六芒星の形に配置されていきました。
このセレモニーで面白いと感じたのは、「仏様へすがる」というような信仰の形ではなく、ご尊天さまの力を得て、その場に集う人々を目醒めへと誘うための祈りが捧げられ、そして世界の人々へとその輪が広がることによって、平和がもたらされることをはっきりとした目的とされているものだったことです。
厳かな空気の中に、祈りのバイブスが巻き起こっていたのですが、ちょうどセレモニーに区切りがついたタイミングで、雲がかかっていた満月が開いていき、その美しい姿を見ることが出来たのでした。
昨日の射手座満月で強く感じていたのは、いよいよ、それぞれの”目醒め”を後押しするような流れがこの先もっと開いていくんだろうなということ。
そして、これはどうにも確証が取れない話ではあるのですが、
仏陀が目醒めたのはきっと、射手座満月で、入滅したのはきっと、破壊と再生を司る蠍座の部屋での満月だろうななんてこともまた思うのです。
なかなか強烈なインパクトがあったこの射手座満月。
私的には1ハウス牡牛座最終度数にある木星に絡んで起こった満月だったので、こんな1日になったような気もしますが…。
1ハウスといえば、自分の内面を深掘りすることもまたその象意にある部分ですからね。
皆様はどんな射手座満月を過ごされたでしょうか。
私含めて、人が人の世の迷いから救われていく日が遠からんことを切に祈ります。