ぼくたちの娘が不登校になった。
小さいころは、独立心が強く、人見知りしない子供と思っていたが
中2の1学期から「学校行きたくない」と言いだした。
-いじめられているのか?-と先生に相談したら、小さいころに
怪我をした跡が鼻と口の間にわずかに残っていて「はなたれみたいだ」
とからかわれたという。
からかった子があやまって、おさまると思ったが、また休みだした。
「教室がいつもざわついていて、いっしょに勉強したくない」という。
妻が腕ずくで何回か学校に送り込んだが、ますますひどくなり
「学校が怖い」と泣き出すようになった。
先生と相談して「学習支援室」へいくことにした。
参考のため通知表を持っていった。
担当の先生が「こんなに成績のいい子は、めったに不登校にならないん
ですけどね」と言った。
支援室では、少人数、自由に自習をし、遊びもさせてくれるらしく、喜んで
行くようになった。
友達もでき、他人のこともよく気がつくという。
高校進学はどうする、と妻が娘と話した。
自転車で行けるくらいの近くの学校
公立はむりだろうから私立
通信制、夜間でもいい
フリースクールのようなところ・・・・・・
と話し合ってフリースクールに落ち着いたらしい
できれば、そのあと大学に行きたいとも言う
受験戦争勝ち抜いて、大企業でエリートコースに乗って
うつ病・過労死・自殺という例も身近にたくさん見てきた
ぼくは、「普通」コースだったように思う
エリートにはなれなかったけど、学校ではそこそこ成績もよく、
職場では先輩にかわいがられ、後輩にも慕われた
企業の横暴に対しても言いたいこともたくさん言ってきた
そのために差別待遇も受けたが、押し返して「和解」もした
子どもたちは管理社会のせいか、きゅうくつそうだ
娘にはのびのびと生きてもらいたい
おちこぼれと言われても気にせず
他人への思いやりを忘れない人になって
不登校でも心配することはない