花           石垣りん

 

 

 

夜ふけ、ふと目をさました

 

 

私の部屋の片隅で

大輪の菊たちが起きている菊

明日にはもう衰えを見せる

この満開の美しさから出発しなければならない

遠い旅たちを前にして

どうしても眠るわけには行かない花たちが

みんなで支度をしていたのだ

 

 

ひそやかなそのにぎわいに菊

 

 

 

 

ひそやかなにぎわいに

作者がふと目をさました・・

この

感覚がこの詩をより  リアルなものに・・・菊

 

 

 

庭の菊菊

挿し木をすればどんどん増えていく逞しさ

しっかり根が張るんですよねぇ・・・

 

 

 

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