昨日たまたまつけたBSで「街角ピアノ」という番組をみました。
広島県の「ばらのまち」福山市の街角にあるピアノを演奏する人たちを映した番組でした。
中学生の男の子や若い男性、姉妹や親子、80代のおじいちゃんなどさまざまな人がピアノを弾く中で短いその人のエピソードが紹介されていきます。
みんな上手、そして楽しそうに演奏していてほっこりしました。
奥さんを亡くして、80歳から習い始めたというおじいちゃんの「浜辺の歌」素敵でした。
一人暮らしでも、ピアノがあるから寂しくないそうです。ピアノが好きで楽しくてもっと上手になりたい、と語っておられました
ピアノは持ち運びはできないけれど、最近は街角や駅などで弾けるピアノも増えて、ひとりで演奏してもサマになるのが良いですね
日本のピアノ経験者は人口の半分以上だそうで女性は7割近くが習った経験があるそうです。
ただ「弾ける」というのをどういう基準にするのかで違いますが、もののデータによると日本のピアノ人口は200万〜300万人くらいと書いてあります。40人にひとりくらいになるようです。
バイオリン人口は10万人ほどで、1200人(訂正しましたすみません)にひとりくらいみたいです。
ピアノにしろ、バイオリンにしろ演奏活動で生計を立てられるのは数千人で、さらにソリストとして国内外で活躍できるのは数十人らしいですから、ほんとにプロ野球選手や大リーガーのような狭き門ですね
でも音楽は人生の良い時も悪い時もそばにいて、心の友、支えになってくれるもの
下手だって、人に聞かせるためじゃなくて自分のためにピアノやバイオリンを弾けばいいと思います。
よくYouTubeでストリートピアノですごい演奏を披露して通りすがりの人を驚かせてドヤ顔をするという動画を見かけますが、わたしは駅ピアノでひっそりと自分のために自分の演奏をしている人のほうが素敵だと思います。
音楽は曲芸ではないのですしね。
わたしもバイオリン練習、がんばりたいと思います。
それではお読みいただきありがとうございました。