昨日のミヤネ屋は
ほぼ全編に渡って

鬼怒川の堤防決壊の様子を
生中継しました。


何とも言い難い
壮絶な映像。


全容は
まったく掴めないまま

画面に映るのは

元の街がどのような状態だったのか
もはやわからない程に
濁流に飲み込まれ

時折家や車や瓦礫が
流れてくるなかで

なんとか残っている建物の
屋根やベランダから
助けを求める人々…


ただただ
みなさんの一刻も早い救出を
祈ることしかできないもどかしさに

胸が苦しくなりました。


この大雨のおそろしさを
少しはわかっているつもりで

その危険性を
必死に伝えてきたはずなのだけど

やはり
現実に起こってしまうと

どこまで
この危機感が
伝わっていたのだろうと

自問自答してしまいます。



そんななか

同じような危険性を予測できた
宮城の大雨。


予想した通りの雨によって
河川が氾濫したり
道路が冠水したり

被害の状況が
すでに見えはじめています。


東北では
雨のピークは越えましたが

まだ夜まで
雨の降るところはありますし

河川の氾濫や
土砂災害などは

雨が止んだ後に起こることも
十分に考えられます。


人命に関わるような被害が
これから新たに
起こってしまう可能性もあるのです。


絶対に危険な場所には
近づかないよう

今みなさんが考えられる限りの
安全な場所で

最大級の警戒を
続けてください。



これ以上
被害が広がりませんように

孤立状態になっているみなさんが
一刻も早く
無事救出されますように

被害を受けたみなさんが
1日も早く
復旧されますように

強く願っています。



来週からも

被害に遭われたみなさんに
寄り添った気象情報を
お伝えできるよう

微力ながら頑張ります。