☆ヒマラヤのエネルギーとYEメソッド☆
4月下旬から5月に行ったヒマラヤへの旅はアッパームスタンまで行かせて頂くことになりました。
ところがアッパームスタンの王都ローマンタンに着いて一泊した翌朝に、風邪をひいてしまいました。
ローマンタンは約3700メートル強、高度は富士山くらいあります。
ローマンタンでは4泊する予定だったのですが、たったの1泊で高度を下げて頂くことになりました。
ジープでガタガタと石ころだらけの道を数時間かけて下って頂き、ようやく500メートル程高度を下げた村、チュサンへ。
アッパームスタンの入口のカグベニからほぼ隣に位置するチュサンで4日間過ごすことになりました。
特別な観光地でも無く、乾いた風と岩肌のある村です。
この村の宿の屋上や部屋の窓辺、
近くを流れるカリガンダキ川の川岸に座り、一日を過ごします。
忙しい東京の生活とは違い、ヒマラヤのこの村ではゆっくりと時間が流れていきます。
カリガンダキ川の川岸に座り、
水面が輝く川の流れを感じる。
頬や顔や手、身体を通り抜けていく風を感じる。
飛ぶ鳥達の声を身体に響かせて感じる。
そうして座っていると、この村の景色に溶けていくような感覚になっていきました。
この村にいると、普段は忙しなく動く感情が静まり、
ただ座っているだけで時間も自分の在り方も穏やかに流れていくような感覚になりました。
これがこの地のエネルギーなのでしょうか、、、
雄大な流れの中に一体になっていくような心地良さを感じていました。
生まれ変わったら、この村で風に遊ぶ鳥に生まれて来よう、と空を見ながらその時は考えていました。
それくらいこの村は自由でいられるような地に感じられました。
このような環境の中で、向き合うのはやはり自分自身の感情。「私」。
手法はエネルギーの学校で習い続けているYEメソッドです。
約10年。YEメソッドを始めてから今日までの「私」を振り返っていました。
約10年前の「私」はプライドがとても高く、何でも強がって生きていたと思います。
当時はプライドが高いことも、強がって見せかけで生きていることも気付いていませんでした。
強がって生きれば生きるほど、
見せかけであればあるほど、
「私」は鎧を厚くしなくてはいけなくなります。
本当は心の底では
自分が何も持っていないことを、
何もできないことを知っているのです。
だからこそ、より厚い強がる鎧を身に付けていかなくてはなりませんでした。
自分が何も持っていないとか、
何も出来ないと思っていることを他者に知られることは、
とても怖いことでした。
そして、周りの他者がどう思うのかが気になるのです。
つまり周りの評価がとても大切になってくるのです。
自分に自信が無ければ、他者が認めてくれることで心を埋めようとします。
ですが、それは自分自身を決して満足させるものではありませんでした。
自分自身でこのプライドも鎧も、他者からの評価も手放していくことしか
エネルギーの世界では生きていけなくなるのです。
ですから、YEメソッドに取り組んできました。
少しずつ手放し、立ち止まりまた手放す。
壁にぶつかって、また手放す。
その繰り返しです。今も。
これを書きながらも、
賛同を求めていないか、
称賛を求めていないか、
逆に批判を恐れていないか、
見続けます。
そしてみんな自分の中にある感情だと
認めていきます。
まだまだ途中。
変容はこれで良いということはなく、
まだ道の途中です。
ただ、少しずつ、確実に生きるのは楽になっていきました。
ゆるゆると過ごす時間の中で、振り返っていた「私」。
YEメソッドをしてきて生きるのが楽になる実感があるからこそ、これからも続けていきます。
そしてこの先、同じ道を目指す人へ伝わっていったらいいと思いながら過ごした数日間でもありました。
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